IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
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Brigiiのハンディクリーナー&ブロワーY120の本音レビュー

今回はBrigiiというメーカーのハンディクリーナー&ブロワーY120の提供品レビューをしたいと思います。

なお、この依頼を受けるにあたり、こちらからは

  • 提供品であることを明記するよ
  • レビュー内容は良い点/悪い点も正直に書いてしまうよ

という条件を提示し、快く承諾して頂いております。

キーボードの掃除用にミニクリーナーがほしいなーと思っていたのでナイスタイミングw

ハンディクリーナーY120の同梱物とスペック

■ハンディクリーナーY120のパッケージ
ハンディクリーナーY120のパッケージ

箱のサイズは約23×12×7.5cmとかなりコンパクトで、Amazonの箱を開けるまでは掃除機が入っているとは思えませんでした。

■ハンディクリーナーY120のスペック

メーカーBrigii
型番Y120
充電USB DC 5V 1.5A
バッテリー容量2000mAh
連続使用時間約20分
パワー35W
吸引力約2,000pa
重量356g

最近は何でもUSBで給電できて便利ですよねー。スマホ、カメラは当然のこと、マイクだってUSB、先日書いた記事の冷却ファンすらもUSBで給電できる時代です。

パソコンから充電できるという意味でも、モバイルバッテリーが使えるという意味でも便利ですし、何よりも海外の電化製品が気兼ねなく使えるという点がUSBの最大のメリットではないでしょうか。

■Y120の同梱物
Brigii Y120の同梱物

Brigii Y120の同梱物

写真左から、以下のとおり。

  • ハンディクリーナーY120本体
  • 充電用USBケーブル
  • すきま用ノズル
  • ブラシノズル
  • ブロワー用ノズル
  • 取扱説明書
  • 収納袋

掃除機とは思えない小ささですねー。

具体的なサイズは直径65mmで長さ185mmなので、500mlのペットボトルよりも小さい

ちなみに500mlのペットボトルのサイズは標準的なモノで、直径67mm、高さ210mmくらいです。

Y120の取扱説明書

両面に英語と日本語の説明書が付いており、日本語のほうはちょっと翻訳が怪しい部分もありますが、意味がわからないということはありませんでした。

一例を挙げると↓こんな感じ。

充電表示ランプ:電気が尽きそうや充電中場合、赤ランプが点滅します:製品運転中や充電完了の場合、ランプは点灯し続けます。「充電は約4時間かかって電力が十分にまでの程度になります」

…まぁ意味はわかるでしょ?w

Y120の充電時間と充電中の使用について

Y120の充電

入力はmicroUSBの5V 1.5Aで、およそ3~4時間で充電完了とありますが、届いた時点である程度バッテリーがあったのか、1時間もかからずに満充電になりました。

ちなみにバッテリー充電中は赤ランプが点滅、充電完了すると点灯状態になります。

それから、これはちょっと残念なのですが、充電中にクリーナーの電源をONにすることはできませんでした。

充電しながら使うのはスマホなんかでも推奨されませんが、使いたいと思ったときに「あ!バッテリー切れてる!」という状態が発生する可能性もあるので、できれば充電しながら使えると嬉しかったかなー。

Y120の分解と組み立て

■Y120の分解
Y120の分解

分解、というほど大仰なものでもありませんが、本体を軽く回すと上記のようにパーツが外れます。

写真左から、

  • ダストカップ(本体上部)
  • ダストカップに入っているHEPAフィルター
  • モーターとバッテリー(本体下部)

となっています。

■Y120のダストカップにフィルターをセット
Y120のダストカップにフィルターをセット

フィルターをセットするとこんな感じになるため、ダストカップの容量は見た目よりも少ないですが、このサイズのクリーナーでそんな大量にゴミを吸う人はいないだろうからそこは良いでしょう。

また、フィルターは水洗いして何度も使えるタイプのようです。

サイクロン式で多いタイプですよね。うちのコードレスクリーナーもこのタイプで月に1度洗うのが習慣になっています。最初は面倒かと思ったのですが、慣れるとほんの数分で綺麗にできるし、紙パック式のように買い忘れがないのでぼくにはこのフィルター式が合ってる気がしています。

■Y120にノズルを接続
Y120にノズルを接続

ノズルを差し込むだけで吸引モードの準備完了です。

ただ、たしかこのY120はハンディクリーナー(吸い込み)だけではなく、ブロワー(吹き出し)にも対応しているハズ。どこかに切り替えスイッチでもあるのかしら…?と探してみたところ………

ブロワーは本体後ろの排気口を使う

?!?!?!

この発想はなかったw

そうだよなー。モーターを逆回転させるのかな、と思いましたが、そんなことしたら、ダストカップにたまったゴミを吐き出しちゃうもんね?

ダストカップをいくら綺麗にしても多少のホコリは残るだろうし、クリーナーとブロワーを切り替えるたびにダストカップを洗わないといけないなんて面倒くさすぎます。

だったら、排気口をブロワーとして使ってしまえ、という発想w すごいなw

Y120を実際に使ってみる(動画)

文字と写真だけじゃクリーナーの吸い込む力や騒音がわかりづらいと思うので動画にしてみました。クリーナーモードとブロワーモードの両方、そして普通のコードレス掃除機との比較もしています。

まとめ

長期間使ったわけではないので耐久性については評価できませんが、現時点で感じたことをまとめるとおおよそこんな感じ。

  • ◎掃除機とは思えないほど軽量コンパクトなのは好印象。
  • ◎USB充電はやっぱり便利だしパソコンデスクの周囲に置いておくのにも最適。
  • ◎騒音はさほど大きくなく夜中でも使えるレベルだと思う。
  • ◎ダストカップとフィルターの掃除はとても簡単だった。
  • 〇ブロワー能力はギリギリ及第点くらい。
  • △吸引力はもうちょっとほしい。
  • △充電中も使えるといいかな。

といったところでしょうか。

正直、ハンディクリーナーとしての吸引力はイマイチ。テーブルの上にこぼした食べかすを掃除する程度には良いけれど、キーボードのような隙間の多い部分からゴミを吸い出すのには力不足。

それならブロワーモードのほうがまだ使い勝手は良いと感じました。

ただ、ちゃんと正直に2,000paって書いてあるんですよね。

動画の最後にも表示しましたけど、うちで使っているコードレスクリーナーとか17000paですもん。そりゃ吸引力違いますってw

お値段も5倍くらい違うし。

ちょっとした食べかすを吸い取るコンパクトなハンディクリーナーが欲しい、あるいはキーボードやPCの内部にたまったホコリをミニブロワーで吹き飛ばしたい、といった用途には良いんじゃないかなと感じました。くれぐれも吸引力には期待しすぎないように。

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