在宅ワーカーと水分補給

自宅警備員…もとい…在宅ワーカーは意外と水分補給について悩むことが多いと思うのです。

自宅なのだから台所に行って湯を沸かすなり、冷蔵庫のジュースを注ぐなりすれば良い、というのは全くもってそのとおりなのですが、そのわずかな中断を嫌がるデスクワーカーは多いのではないでしょうか。

プログラマーなんて仕事をしていると、ノっているときとノっていないときの落差がとても激しく、気分よくコーディングしている最中に作業が中断されるのをとても嫌がります。

かくいうぼくもその手の人種のため、若い頃、従業員数30名程度の小さなSI(System Integration)企業に勤めていたときなどは業務システムの開発を行いながらエンドユーザーのサポートも客先でのシステム導入作業もなんでも任されていたものですから、プログラミングに集中できるのは電話の鳴り止んだ18時以降、そして終電までコーディングする、という日々が続いたものです。

と、これは余談過ぎましたが、ともあれ、仕事の手を止めず、つまりなるべくデスクを離れずに水分補給することにわりと必死なわけですね。

魔法瓶を買ってみる

人間が飲み物を温かいと感じる温度は60度以上と言われています。

実際、この2つの魔法瓶は沸騰したお湯を入れてから10時間経っても60度以上をキープしてくれるため、朝お湯を入れたら夕食時まで温かいままです。これは素晴らしい。

魔法瓶ポットを買った後は、毎朝1リットル分のコーヒーを淹れて、就業時間が終了するまでコーヒー飲みまくりだぜひゃっはー!と最初の数週間は楽しんでおりました。
(在宅ワーカーでも…いや在宅ワーカーだからこそ就業時間を守るのは大事です)

が、正直飽きる。そもそもそんなにコーヒーばかり飲んでいて体は大丈夫なのか?とも考え始めます。なんか胃が荒れてきた気すらします。

次に体に気を使って、ルイボスティー(ミルク加えても美味しい)やホット麦茶(意外と美味しい)を1リットル分作ってまた数週間楽しんでいたのですが、やっぱり飽きる。胃の調子はよくなってきたように感じます。

それじゃあお湯だけ1リットル入れて、毎回違う飲み物にすればいいじゃん!と考え始めるのですが、そういう用途なら魔法瓶よりも電気ポットのほうがより熱々で良いのでは…とも思うのです。

そして電気保温ポットを買ってみる

これはスゴ素晴らしい電気ポットでした。

まずこの電気ポット、とく子さん(れっきとした商品名です)の素晴らしい点ですが、

  • 沸かしている最中、蒸気が出ないので台所以外にも置ける
  • 中身がまほうびんなので保温にあまり電力を使わない
  • マグネットプラグなのでポットだけを台所へ持っていける
  • 電動給湯なので軽い力で給湯できる
  • 必要かと言われたらそうでもないけど湧くまでの時間とか給湯量を数字で表示してくれる

とまぁ良いところだらけ。あらためてリストアップしてみるとやっぱ素晴らしいですねとく子さん。

特に蒸気が出ないってのが良いんですよ。

自室で使う気まんまんだったので、夏とか湿度の高い季節にパソコンの近くでもくもくと蒸気を出されてはたまらないと思っていたんですね。

このとく子さんは発生した蒸気をキャッチして冷却してポットの中に戻すというおもしろ構造のおかげで本当に蒸気が出ないんです。これには感動しました。

でも、ですね。

毎日、自室で使う、と考えたとき、

  • 毎日、ポットを自室⇔台所間で持ち運ぶのが面倒 ※ポットが3kgくらいあるので中身と合わせると4~5kgになるのです
  • フタがハズれないので微妙に洗いづらい あらためてタイガーのHPを見てフタが外せることを知りました…。そして実際うちにあるとく子さんで試したら簡単に外せました。何年もフタの後ろのスイッチに気が付かなかったぼくって…。
  • 1日中おなじカップを使うのは衛生的にどうなの

最後のはポットのせいじゃなくて、根本的な問題ですね。

いつでもお湯を注げるから、と自室にポット置き場、インスタントコーヒーの瓶、紅茶や緑茶のティーバッグなどを設置して悦に浸っていたのですが、同じカップでコーヒーと紅茶を入れ替えたくない。そもそも衛生的に気になる。うーん、それならってことで、

インサートカップを導入したんです。事務所を構えていたときは実際これ使ってましたし、違和感はありませんでした。

でも、朝にコーヒー飲んで→昼に紅茶飲んで→3時にまたコーヒー飲んで、夕食後に緑茶を飲んで、とかしていると1日に4カップ以上使うんです。もったいなすぎてコーヒー用のカップと紅茶用のカップにして1日の消費量を2カップくらいに抑えるのですが、なんだかそれって本末転倒のような…。

電気ケトルを買ってみる

前々から電気ケトルは使っていました。それこそ魔法瓶ポットを買う前から持っていましたが、微妙に洗いづらかったり、置き場所に困ったり、壊れてしまったりで何度も買い替えました。

でもこの蒸気レスな電気ケトルわく子さんは4年使い続けているお気に入りの電気ケトルです。

名前から想像できるとおり、先程の電気保温ポットとく子さんと同じタイガー魔法瓶の製品ですね。

特徴も同じで蒸気が出ないんです。

蒸気が出ないって想像以上にありがたいんですよ。自室で使おうと思えば使えるというのはもちろんですが、台所で使う場合でも棚の中など、天井が塞がれている場所にも設置できるし、そうでなくとも壁紙が蒸気で濡れてふにゃふにゃにならないかという不安から開放されるのは大きいです。

わく子さんの良いところ

  • 沸騰時に蒸気が出ない構造
  • フタが大きくて完全に外れるので中が洗いやすい
  • 本体が熱くならない

魔法瓶もそうですが、中まで手が入るのも大事だと思うんですよ。小さい口だと専用のブラシを使わねばならず、なんだかちゃんと洗えているか不安になるんですよね。

それと電気ケトルって安いやつは本体がちんちんに熱くなるのがけっこうあって、ふとした拍子に手が触れてヤケドなんてこともわりとよくあるので、本体が二重構造になっているのも安心です。

いま見たら新しいわく子さんも発売されているようですが、「蒸気レス」「取り外し可能な大きなフタ」「本体二重構造」「転倒流水防止」あたりは変わらずで、「節電沸とう」が追加されているようですね。うーん、電力22%カットは魅力的ですが、わざわざ今のわく子さんから買い換えるほどではないかなぁ。

浄水器を試してみる

温かい飲み物は電気ケトルで45秒もあれば作れるので良いとして、無味な水を飲みたいときもあります。頭痛薬や風邪薬を飲むときだって水じゃないといけませんしね。

それに普段から水も近くに置いておけば、コーヒーや紅茶の消費量が減って、結果的に机から離れる時間を減らせるのではないか、と考えたわけです。

最初はクリンスイの浄水ポットを買ってみました。

カウンターが便利そうだったので、このタイプにしました。

クリンスイのCP005の特徴

  • カウンターは便利だが、ただのタイマーなので目安に過ぎない
  • フタをまるごと外さなければ給水できないのが少々面倒
  • ろ過スピードが絶望的に遅い

カウンターは正直あってもなくてもどうでもいいと思いました。舌が敏感な人なら味の劣化で交換時期は把握できるでしょうし、カレンダーにマークを付けても良いでしょう。それすら面倒な人はタイマーのリセットボタンを押すのも忘れる気もします。

フタを外すのが面倒というのは写真だけではわかりづらいと思いますが、人間には(当たり前ですが)右手と左手しかないわけでして、右手でポットを持ちながら左手でフタを外し、そいでもって水道の蛇口はどこの手でヒネれば良いのか、という話しです。

くだらないように思えますが、いったんフタをどこかに置く、という作業が毎朝発生すると、本当にわずかなことですが気になってきます。

ほかの浄水ポットだと、右手の親指でチョイと抑えるだけで開く給水口が付いていたりするので尚更です。

しかし何より困ったのはろ過スピードが遅いことです。1リットルのろ過に10分くらいかかるので、朝の準備の最中に浄水が出来上がってないこともあります。浄水できた分だけ飲めれば良いのですが、構造上、入れた分を全部ろ過しないとろ過していない水まで混ざって出てきてしまうんです。

それじゃあ、ということで朝は半分だけ浄水し、飲み終わったら、もう一度水を追加して浄水、とやっていましたが、なんだかこれも面倒くさい。

そんなわけで、次は水道の蛇口に付けるタイプの浄水器にしました。

カートリッジ自体から浄水が出る構造なので、カートリッジを交換すれば蛇口自体も新品になるわけで衛生的です。

でも1日10リットル使用で3ヶ月が目安と書かれており、それなら2リットルも使わない我が家なら半年に1度の交換でいいかなぁと、半年ごとに交換して使っていたのですが、半年間同じフィルターなのかぁと考え始めると気になってくる…。

まぁそこは見なかったことにするとしても、先述したとおりクリンスイって浄水スピードが遅いのですよ。浄水ポットではない蛇口に取り付けるタイプだし、浄水スピードも早いだろうと思っていたのですが、勢いよく水を出そうとすると液晶画面に警告が出るんです。早すぎですよ!と。なので、ちょろちょろとわずかな量ずつ水を出すしかない。これがけっこうなストレス。

クリンスイはその分浄水の性能が高いらしいのですが、そこまで上等な舌を持っているわけでもないので、そこそこの性能でそこそこ早いほうがいい。

そうなるとBritaさんなんですよね。

これです、これ。

クリンスイと比べると浄水スピードが2倍くらい早い!はじめて使ったときは感動しました。

喉渇いたなぁと思ったときにポットが空なのに気がついてからあわてて水を入れても1分かかるかかからないかくらいでコップ1杯の水ができます。

公式のスペック情報でもBRITAの浄水スピードは250ml/分で、クリンスイは100ml/分なので、やはり2倍以上の差があるようです。

ついでに言うと、この浄水ポット「マレーラ」の場合、フタを外さなくても給水できるというのも便利ですね。

でも、ですね(またか)

浄水した水って塩素が除去されているわけで、そんな水を長時間放置とか怖いじゃないですか。

一応、BritaのFAQによると「ろ過した水は、1日で使いきっていただくのが理想です」とのことですが、冷蔵庫に入れない状態で1日外に置いておくのは大丈夫なのでしょうか。「冷蔵庫などの涼しい場所に保管することが理想的」ともあるので自室に浄水ポットを持ち込むのはちょっと不安です。
Britaのヘルプページ

それならば、飲むたびに浄水できれば良いじゃん、というわけでBritaの直飲みボトルが気になり始めました。

Brita直飲みボトルは直接飲まないという選択肢がある

何を言っているんだこいつは…って感じですが、Britaの直飲みボトル、正式名「フィル&ゴー アクティブ」は直接飲まない、という選択肢があります。フタがコップになるタイプで、それに注いで飲むことができるのです。

そんなん当たり前じゃないかと思われるかもですが、これの前の製品「フィル&ゴー」(名前にアクティブが付いていない)は直飲み「しか」できなかったんですよ。ボトル本体が硬い材質で出来ていて、水を押し出すことができなかったため、口で吸い出さないと水が出てこなかったのです。

でも、こっちの「フィル&ゴー アクティブ」のほうなら本体が柔らかい材質のため、ギュッとボディ部分を押し込むと水が出てくるんですね。フィルターがあるのでそんなすごい勢いで出てくるわけじゃありませんが、それによってコップに注げるというのが重要なんです。

というのも、汚い話ですが、口の中って雑菌だらけなわけですよ。それがペットボトルでも何でも直飲みをすると、雑菌がボトルの中に入り込む。そして適度な温度のため繁殖しまくっておなか壊す、と。

おなかがあまり丈夫でないぼくはそのへんすっごく気になるんですよね。

なので、こうして

  1. 普段は水道水のまま保管できる
  2. 飲もうとしたときにフィルターを通して浄水が作れる
  3. 直飲みではなく、コップに注いで飲める

ということで、Britaのフィル&ゴーアクティブを選びました。

ちなみにAmazonの写真ではシルバーに見えますし、Britaの公式ページですら、シルバーだったりブラックだったりで、どっちの色なんだよ!って感じですが、実物は濃い目のダークグレーでかなり黒に近いと思ってもらえれば良いです。

フィル&ゴーアクティブはこんな色

まとめ

冷静に考えると、トイレに行きたくなったらどうしても席を立たなければいけないわけですし、何が何でも机にかじりついて離れないぞ!!という考え方ではなくて、席を立つ回数を減らせればオーケー程度にしよう、と思い直しました。

なので、作業に集中しているときの給水はBritaのフィル&ゴーで済ませ、キリが良いところまで作業が進んだら、電気ケトルわく子さんでそのときに飲みたいコーヒーなり紅茶なりを頂く、と。

そんな当たり前のことに気がつくまでに、あぁいっぱい無駄遣いしたなぁ…。

こうして水飲みボトルをそばに置くことで、机から離れる時間を少なくするのが目的でしたが、それとは別におもわぬ収穫もありました。コーヒーや紅茶を飲む量が減ったせいでしょうか。夜しっかり眠れるようになったのです。

1日中、コーヒー・紅茶を飲みまくっていたのでカフェインの摂取量が多すぎたのかも知れません。水を飲むのって大切なことですね。

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