結露給水テープをサッシに貼ってしまって剥がせないときは素直にシール剥がしに頼ろう
6月のこの時期に結露の話とか、季節外れも良いところなのですが、冬の間に貼っていた結露給水テープを剥がし忘れてそのままになっている方もいるんじゃないでしょうか?
ぼくです。
結露吸水テープとは
↓こういうガラス窓の下の方に貼って結露した水を吸収してくれる素敵アイテム。
特に冬の間の乾燥対策で加湿器を使っている方なんかは一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。
暖房で暖められた空気が冷たい窓ガラスに触れることで、温度が下がり空気中に含むことの出来る水分量が減るため、キャパオーバーした分が水滴となって現れるのが結露です。
中学生くらいの頃に理科の実験でやりましたよね? コップに冷たい水を入れて水滴がつくやつ。アレですアレ。
除湿機も同じ仕組みでコンプレッサーで冷やしたフィンに空気を触れさせることで意図的に結露を作って空気中の水分を取り除くわけですが、冬の窓ガラスはまさに除湿機状態。
加湿器で空気中に水を送り込み、窓ガラスが除湿する。なんという無駄なエンドレスループ!
なので、なるべく窓ガラスに空気が触れないよう、カーテンをしっかり閉めたりするわけですが、それでもどうしたって結露は発生する。
毎朝窓ガラスにべったりついた水を拭き取るのもしんどいし、窓ガラスの下に雑巾でも置いておけば良いんじゃね?とは思うものの、さすがに見た目が悪い。
じゃあちょっと見栄えをマシにしますか、と考えられたのが結露テープだと理解しています。
窓ガラスだけではなく、サッシも結露する
そう、問題はサッシ。
上の商品写真にあるように、窓ガラスの上に結露テープを貼るとたしかにガラスについた結露は吸収してくれますが、サッシ部分に付いた水分は1ミリリットルも給水してくれません。そりゃそうです。
そのため、ぼくはサッシの上から結露給水テープを貼っていたのです。
冬の間は活躍してくれました。たしかに活躍はしてくれましたが…
今はご覧の有様。
ガラス部分だったら綺麗に剥がせたテープですが、サッシだと吸着力が強すぎて、べりべりっと給水綿が残ったまま剥がれてしまいました。
結露給水テープを付けていたすべての窓ガラスがこの状況。
シール剥がしは液体タイプよりスプレーが良い
ちょうど手元に百均で買ったシールはがし液があったので、綿棒で濡らしつつ、コツコツやっていたのですが、何時間かかるねん!という状況だったので、布にドバッと液体を染み込ませて、ガッと塗りたくってザッザッザッと雑に剥がしました。(語彙力)
もう二度とやりたくないくらい面倒だったので、次やるとしたらこういうスプレー式のシール剥がしがほしいなぁ。ヘラも便利そう。
ただ、レビューによると2~3年経ったガンコなシールはコクヨのシール剥がしだと力不足とのこと。
強烈に剥がれないヤツはこっちのスリーエムのシールはがし(ハードタイプ)が良いらしい。
でも、こっちはヘラ付きじゃないので、例の「この商品を買った人はこの商品も」にカーボンはがしヘラという商品が出ています。
なんだよ、カーボン製のヘラって。ちょっと欲しくなるじゃないの…。
(と思ったらカーボン素材が含有されてるだけっぽい?)
写真だとノミみたいに見えるのでガラスに傷が付きそうに見えますが、商品説明には「金属製より傷つきにくい!」とあります。
レビューにも車のフロントガラスで使ったとか、ガラス面には傷つかなかったとあるので、写真の見た目とは違って柔らかい素材なのでしょうね。
ちょっと気になるのでほしいものリストに追加です。
まとめ
- 結露給水テープはガラス面に貼ること。
- 結露給水テープをサッシに貼って剥がれなくなった場合はおとなしくシールはがしを使う。特にスプレータイプ&ヘラがあると効率ヨシ。
- 結露の給水をがんばるより、ガラスにぷちぷちを貼るなど、最初から結露しづらい状況に持っていくほうが無難。
結局最後のが結論ですが、結露給水テープでがんばるより、ガラスにぷちぷちを貼るとか、見た目が気になるならガラスフィルムを貼る等したほうが良いと思います。
ちなみに両方試してみて、効果が高かったのはやはりぷちぷちタイプ。
わざわざニトムズのような専用のぷちぷちシートを買わずとも普通の梱包用のエアパッキンでも効果は変わりませんでした。
特に窓ガラスがたくさんある場合はこっちのほうがお得ですね。ガラスへの貼り付けには粘着力弱めの両面テープを使えばOK。
見た目は…まぁ…アレですけど…レースのカーテンでも付けておけば(中から見る分には)ほとんど気にならないかと。
以上、結露給水テープを剥がすのにかなり苦労したので、唐突に季節外れな話題でした。