ダイソーのミニクリプトン形LED電球は中華製のトウモロコシより明るいのでおすすめ
3年近く前に投稿した「ダイソーで直管LED(20W形)が売っていたのでキッチンの蛍光灯を交換してみた」はなぜか6万回も閲覧されている人気コンテンツなのですが、みんなそんなにダイソーが好きなんですかね?
ぼくは大好きです。
そして今回もLEDネタなのですが、これまた全然買うつもりがなく、というよりまさか売っているとは思わなかったミニクリプトン形のLED電球を見つけてしまい、思わず衝動買いしてしまった次第でございます。
ダイソーのミニクリプトン形LED電球(40W相当)のスペック
口金サイズ | E17 |
---|---|
色 | 電球色 |
全光束 | 440lm |
消費電力 | 4.5W |
エネルギー消費効率 | 97.7 |
定格入力 | 55mA |
定格電圧 | 100V |
定格寿命 | 20,000時間 |
寸法 | 高さ67mm 直径35mm |
重量 | 12g |
販売価格:330円(税込)
スペックはパッケージ裏面見たほうが早いですかね。
エネルギー消費効率って何のことかなぁーと思いましたが、これたぶん「ルーメン÷消費電力」のことでしょうね。440lm ÷ 4.5Wで97.7777になるので。1Wあたりどのくらいのルーメンを出せるか、という指標かな。
一般に売られている口金がE27の60W形LED電球の明るさがおおよそ760~810lmくらい。エネルギー効率的には107~117lm/Wくらいなので、わずかにエネルギー効率的には悪いほうでしょうか。でも、天井に付けるシーリングライトのLEDのエネルギー効率は100lm/W未満のモノも多いのであまり気にする必要もない気もします。
この後、実例を出しますが、そもそもルーメンの表記がアテにならないですし…。ミニクリプトン形LED電球の外観
写真で見ると普通の電球(60W形)と変わらないように見えちゃうかもですが、実際には全長6.7cm、幅3.5cmしかないのでとても小さいです。天井のダウンライトや、ウォールライトなどの間接照明に使われることが多いE17タイプのちっこい電球ですね。
元々は白熱球に使われるアルゴンガスとは違う、熱伝導率の低いクリプトンガスを注入することで小型で長寿命な小型電球を作ったことからクリプトン球と呼ばれていましたが、いまはLEDが主流なので名称だけが残って「ミニクリプトン形」などと呼ばれるようです。40Wも使わないけど40W形と呼ばれるLED電球と同じですね。
このダイソーのミニクリプトン形LED電球も明るさが440lmと40W形相当でフィラメントを模していることから、正式名称は「40W形相当 LED フィラメント電球 ミニクリプトン球 クリア」というSEO対策を意識した中華製品の商品名※みたいなっています。
ミニクリプトン形LEDを付ける照明器具
下から覗き込んだ写真なので少しわかりづらいかもですが、ウォールライトの間接照明です。
元々はミニクリプトン球が入っていて、我が家では3部屋に付いているのですが、いまどき40Wも使う白熱球を使うのはエコじゃないな、と3年くらい前にLED電球へ変えていました。
↓このトウモロコシみたいな全方向タイプに。
商品説明では「E17口金」「750lm」「75W相当」と書いてあり、当時は4個セットで2,370円。1個600円なら安い!と買ったわけですが、白熱球に比べてだいぶ暗い…。ま、まぁ間接照明だし…と最初は我慢して使っていましたが、色が電球色よりもオレンジ色に近いのも地味にストレスでだんだんと使う機会が減っていきました。
ところが本日、たまたまダイソーで買い物をしていたところ、今回のミニクリプトン形のLED電球がわずか300円で売っているのを発見して思わず衝動買いした、というわけです。
だって、Amazonで買った謎メーカーの750lmは絶対に750lmの明るさはないんです。なぜならすぐ横にフロアスタンドを置いていて、そこに760lmのLED電球を1灯付けているのですが、圧倒的にフロアスタンドのほうが明るい。なんなら倍以上明るい。
だからダイソーの440lmでも同等の明るさはあるのではないか、少なくともこの変なオレンジ色っぽさはなくなるのではないか、まぁ300円なら失敗しても良いや、とそんな感じの理由で買いました。
謎メーカーのLEDとダイソーのミニクリプトン形LEDを比較
■謎メーカーの(自称)750lm LED電球 (トウモロコシみたいなヤツ)
圧倒的にダイソーのLED電球のほうが明る~い!
わかりづらい場合は写真をクリックすると拡大されて、左右の矢印ボタンが出るので、そのボタンで写真を切り替えてみると良いかも知れません。
カメラは三脚で固定し、マニュアルモードで露出とシャッタースピードは同じ値で撮影しています。色合いについてはお使いのモニターによって違って見えるでしょうからあまりアテにはされないほうが良いかと。
肉眼で見た感想を言うと、謎メーカーのトウモロコシみたいなLEDはオレンジ色で、ダイソーのミニクリプトン形LED電球はちゃんと温かみのある電球色になっています。
明るさについては圧倒的にダイソーのほうが明るいですが、当然60W形LED電球と比べると明るさはやや劣ります。そうだよ、これが本来の440lmだよ。なんだったんだあのトウモロコシの自称750lm表記は…。
わずか4.5Wの消費電力でこの明るさがあれば十分満足です。
まとめ
↓このタイプのLED電球を買うのはやめよう。
一見とてもコンパクトですが、全長は↓このとおり変わらんのですよ。
※上)ダイソーのミニクリプトン形LED 下)謎のトウモロコシLED
どうしてもこの細さが必要、というなら仕方がないですが、そうでないなら上のミニクリプトン形のほうがオススメです。ついでに言うとこのトウモロコシタイプはフリッカーがひどいのでカメラの液晶がめっちゃチラつきます。動画撮影などもってのほか。
それから、フィラメントタイプ(あるいはクリアと呼ばれるタイプ)にしたのは我が家のウォールライトが上下に開口されているタイプだからです。この照明器具に通常タイプの電球を使うと下方向しか明るくならないんですね。上にも光を出したい場合にはフィラメントを模したクリアタイプのLED電球が良いかと思います。
通販だと送料の関係で難しいかもですが、まとめ買いならダイソーの300円電球と同じ価格帯のもあるので、近所にダイソーがない場合にはそのへんから選ぶと良いかも。
うちはダイソーが近いので、残り2部屋もこのダイソーのミニクリプトン形LEDを設置することに決めました。
サンキュー、ダイソー!