新元号セールもあってDDR4メモリの値下がりが止まらない
先月、「DDR4メモリ16GBが店頭で9,680円とか値下がりがスゴすぎて泣ける」で驚いたばかりなのに、今度は新元号セールで7,770円ですってよ…。
昨年の6月にDDR4メモリ16GBを18,900円で購入したぼく涙目(´;ω;`)
7,770円の16GBメモリはESSENCORE製
ESSENCOREってどこやねん、と思って調べてみたのですが、2014年に創業したばかりの中国企業のようです。
最近の中国企業の世界への進出っぷりはすごいですね。Made in chinaは見慣れたものですが、製品も企画も販売も中国で行うメーカーがどんどん世界進出してきて、世界の生産品はすべて中国のモノになってしまうのではないかという恐ろしさすら感じます。
さて、そのESSENCOREですが、SKグループの100%出資子会社ということで半導体メーカーとしての素性はしっかりしたものだったりします。SKグループでピンとこない方でも、SK Hynixと聞けばピンと来るのではないでしょうか。
SK Hynixといえば半導体の売上高ランキングで世界第2~3位常連の半導体メーカーです。半導体メーカーのランキング1~3位は目まぐるしく変動があり、だいたいインテル、サムスン、SK hynixの3社が入れ代わり立ち代わりな感じ。
ESSENCOREにhynixと同等の信頼性があるかというとそれはどうかわかりませんが、SK hynixから部品の供給を受けられるとかなんとかいうインタビュー記事を見かけましたし、hynix自体も100%出資している以上、おかしなことはさせないでしょうから、まぁ品質が低いってことはないでしょう。
ちなみに新元号セールで7,770円(秋葉原の店頭価格)で販売されているメモリの型番は「IM48G8U8N24-FFFH-D」で、DDR4-2400 8GBの2枚組とのことです。
(メモリの型番ってどのメーカー製のものも暗号みたいにわかりづらいけど何でなんだろうね…)
DDR4-2400と2666の違いについては「DDR4メモリ16GBが店頭で9,680円とか値下がりがスゴすぎて泣ける」で書きましたので、気になる方はそちらをご参照ください。簡単に言うと、Core i3以下のCPUならDDR4-2400が最適ですし、i5以上でも体感できるほどの差はないんじゃないかなぁと個人的には思います。
ネット通販でDDR4メモリを買う場合
AmazonでもESSENCOREのKLEVVシリーズのメモリは販売されていますが、DDR4-2400で16GBというとこの1枚組のしか見当たりませんでしたし、先述の8GBx2は在庫処分的なモノなのでしょう。
価格コム調べだと、DDR4-2400 8GBx2枚組メモリの最安値はG.SKILL製のメモリで、8,980円(2019年4月7日現在)のようです。
G.SKILL F4-2400C15D-16GNT
DDR4-2666のほうなら9,579円くらい。
F4-2666C19D-16GNT
ちなみに、このG.SKILLというメーカーは台湾のメーカーで、1989年創業の老舗。同じ台湾のASUS、MSI、ASRock製のマザーボードをよく使うこともあり、個人的にはけっこう信頼しています。
Amazonで買うなら、Team製の8GBメモリx2枚組が9,880円(DDR4-2400)と9,998円(DDR4-2666)のが比較的安いかなぁ。
ちなみにTeamも1997年創業の台湾メーカーです。台湾はIT系強いよね。
まとめ
先月、「DDR4メモリ16GBが店頭で9,680円とか値下がりがスゴすぎて泣ける」を書いた時点では1万円を切る16GBメモリは店頭販売のみでしたが、とうとうネット通販でも1万円を切る価格で買えるようになってしまいました。
いやいや値下がりは嬉しいんですよ!…嬉しい…んです…けど…ね…。
今からメモリ買う人がうらやましい…先日、VRヘッドセットが届いてからいじりまくっているのですが、どうにもChromeブラウザがメモリ不足で落ちることが多くなったのでメモリ増やそうかどうか悩んでいます。
(VRより先にまずChromeの調子が悪くなるのが謎ではある)
メモリリークと思われるので、メモリを増やしたってわずかばかり落ちるまでの時間が伸びるだけかもですが、でもこの価格なら… RAMディスクも増やせるしなぁ、と悪魔の囁きが聞こえてきます。