名刺を自作してみたものの、InkScapeのトンボ設定で悩んだ話

最近は…いや、ワリと昔から?…SNS用の名刺を作る人が増えているようです。

SNSでの交流は非常に少ないのでそっち方面の実感は出来ませんが、ぼくはゲーム好きでネトゲーも楽しむため、ネトゲ仲間同士での交流で、そんな「ネット用」の名刺をもらった経験はあります。

ということで、ぼくもちょっとInkScape(オープンソースのイラストレーターみたいなソフト)で名刺を作ってみたのですが、トンボの表示方法がわからず、四苦八苦したので、備忘録として記事にしておきます。

名刺のサイズは横91mm×縦55mm

日本の名刺サイズは基本的に黄金比に則った横91mm×縦55mmが一般的のようです。

アメリカでは88.9×50.8mmだったり、ヨーロッパでは85x55mmだったりするようですが、まぁ91x55mmに収まるサイズなら良いんじゃないですかね。

実際ぼくが持っている名刺ファイルには外国の方から頂いたちょっぴり小さいサイズの名刺も入っていますが、小さい分には収納で困ることもありません。

InkScapeで名刺を作る

今回はひとまずお試しでA4サイズのインクジェット用紙に出力するため、InkScapeの用紙設定もA4にして、91x55mmの薄いグレーの枠線を作って配置してみました。

SNS用だと住所も電話番号もなく、IDだけで済んでしまって寂しいので、上部にブログのロゴ、真ん中下部にURL、右下にブログのQRコードを貼り付けてみました。

ぴったりの枠線を印刷するとカットしたときにフチに印字が残る

InkScapeで名刺の枠線

最初はこんなふうに91x55mmぴったしのグレーの枠線を印字してカットしてみたのですが、フチに微妙に印字が残って見た目がよくないことがわかりました。

線の真ん中を切ると微妙に名刺の端っこに枠線が残ってしまいますし、あまりに細くすると今度はガイドラインとして使いづらくなります。

なんとかならんもんかとアレコレ調べていると、印刷業者が紙を裁断する際にはトンボを使うということがわかりました。

そいや昔デザイナーさんに名刺のデザインをお願いした際、名刺の四隅にガイドラインみたいなのが入った状態で納品されましたね。アレか。

綺麗に裁断するためにInkScapeでトンボを付けてみる

InkScapeでトンボを付ける

InkScapeのメニュー[エクステンション]から[レンダリング]→[レイアウト]→[プリントマーク]と進むとそれらしい設定が出てきました。

InkScapeでトンボを付ける

このプリントマークの設定画面で「クロップマーク」と「断ち落としマーク」にチェックを付け、

InkScapeでトンボを付ける [位置調整]のタブで、「クロップマークの設定」を「選択範囲」に変更し、オフセットや断ち落ちマージンにも良さげなサイズを入力します。

ぼくの場合はデフォルトだとちょっと太すぎな気がしたので、オフセットやマージンを3mmに設定しました。
(デフォルト設定がいくつだったかは忘れました…)

InkScapeでトンボを付ける

すると、こんなふうに名刺のまわりにトンボが表示されます。

これがあれば名刺枠ぴったりの線を描かなくてもカットができるため、枠線は削除しました。

実際に印刷してトンボに合わせてカットしてみた

トンボにあわせて裁断

トンボにあわせて裁断

…………あ、これ上部のロゴは91x55mmの範囲からちょっとはみ出すくらいに印字したほうが良かったかも。わずかでもズレてカットすると端っこに白い部分が出てしまうので…。

尚、写真ではロータリーカッターを使っていますが、別に普通のカッターでも問題ないんじゃないかなと思います。

どちらかというとロータリーカッターよりも裁断機のほうが綺麗に切れると思いますが、ここまでするならカット済みの用紙を買うか、素直に名刺印刷の業者に依頼したほうが良いかもw

最近だとオンデマンド印刷でも綺麗な仕上がりですし、100枚2,000円もしないんじゃないかな。

ただ、SNS用などの個人用だと毎回遊び心を入れて絵柄やデザインを変えたい、とか、そもそも名刺の形を変形させたい(二つ折りの名刺を作るとか)、なんてケースもあると思うのです。

そういった目的のときには業者への依頼よりも、1枚1枚デザインを変えて遊べる自作のほうが色々と楽しめるかも知れません。

トンボがあっても油断すると少しカットがズレてしまうので、カット済みの用紙を買おうか悩み中…。

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