LEDシーリングライトの値下がりがスゴすぎて思わず3,099円のをポチった話
2011年の東日本大震災から節電意識が高まったという人も多いと思いますが、かくいうぼくもその頃から自宅の照明器具をどんどんとLED化していったクチです。
まずは電球からLED化
2011年当時は有名メーカー製だとLED電球1個で3,000円以上しましたが、ノーブランドの怪しげなLED電球なら1,000円を切る商品もあったため、まずはそこから手をつけはじめました。
でも2011年頃のLED電球は正直ちょっと暗かったですね。光の方向が直線的過ぎて、LED電球直下はそれなりに明るいものの、その周囲はどうにも暗く感じました。
LED自体の明るさも400lmとか500lmだったんじゃないかなぁ。トイレはまだしも風呂場で使うには少々ツライ暗さだった記憶があります。
最近(…といっても2016年頃)買い替えた東芝のLED電球は7.8Wの消費電力ながら810lmもの明るさがあり、フロアライトに付けて使うと(6畳程度の広さなら)これ2本くらいで十分だと感じるほど。
値段自体は1,000円ちょっと超えるくらいですが、無名のノーブランドではなく、東芝製のLED電球(しかも810lmで広配光)がこの金額で買えるようになったのだからありがたい。
2011年後半には14,096円のLEDシーリングライトが登場
2011年当時、LEDシーリングライトは有名メーカー品だと30,000円以上が当たり前だったため、ちょっと手を出しづらいと感じていましたが、アイリスオーヤマから実売14,096円のライトが発売されたため、すぐに飛びつきました。
6畳用の蛍光灯シーリングライトがだいたい80ワットくらいの消費電力で、それをLEDシーリングライトにすると40W以下になるので、40Wも節電になるわけです。
ということは、1日8時間くらい使うとして、40W×8時間=320ワット。1年365日で116,800ワット。1000Wあたり27円で計算する と、年間3,153円ほど電気代がお得になります。
そんな計算をして、4~5年で元が取れるなら十分だろう、と判断したわけです。
2015年には直管蛍光灯タイプのLEDも安く
直管蛍光灯タイプをLEDにするには器具自体を交換しなければならないし、その器具もなかなかのお値段だし、電気代が節約できると言っても消費電力が半分になるかならないかだし、ということで直管蛍光灯を使っている部分は長らく放置していました。
しかし器具の変更不要で1,370円という手の出しやすい価格の直管LEDが登場したため、自宅にある直管蛍光灯もどんどんLED化しました。(主にキッチンとか)
今は更に安くなって1,080円くらいで買えるみたいですね。(2019年4月13日現在)
直管蛍光灯をLED化して嬉しいことは電気代やエコ云々よりも、スイッチONで即点灯するところかも。
LEDに慣れると忘れがちですが、蛍光灯ってスイッチいれてから、チチチチッピカー!みたいにタイムラグあるんですよね。LEDだとそれがなくて即座にピカーッ!となるので、とっても快適。
2017年にはLEDシーリングライトが半額以下に
この頃には「固有エネルギー消費効率」という明るさ(lm)÷消費電力(ワット)=1ワットあたりの明るさが表記されるようになり、より消費電力が低く、より明るいLEDシーリングライトが登場しました。
しかもお値段半額以下の6,480円でNEC製。
2011年に購入したLEDシーリングライトは40Wの消費電力で3500lmの明るさでしたから、単純に計算すると87.5lm/Wとなります。1ワットあたり87.5lmの明るさしか出せないわけです。
それに比べるとこのNECのシーリングライトは35Wで4299lmなので、122.8lm/W。電力を光に変換する効率が段違いです。
LEDからLEDへの交換なので、10Wも減るか微妙なところでしたが、交換しました。
ちなみにMAXの4299lmは6畳では明るすぎなので、2~3段階ほど明るさを落として使用しています。
とうとう3,099円のLEDシーリングライト登場
とっくに全室LED化済みですが、諸事情により、1台交換が必要になったため、お試しに怪しげな格安LEDシーリングライトをポチってみました。
本日届いたばかりですが、これスゴイですよ。
今まで4299lmのシーリングライトで3段階くらい、3500lmのシーリングライトで2段階くらい明るさを落として使っていたので、6畳の部屋なら3000lmくらいで良いんだろうなぁーという認識はありました。
でもこれは24Wで2400lm。微妙に暗いのではないかなぁーという不安はありましたが、レビューによると8畳でも十分使える、と言っている人もいます。
また、これは届いてから気がついたのですが、手のひらよりちょっと大きいくらいの直径26cm。
直径26cmですよ。ピンとこないかも知れませんが、靴のサイズと同じくらい。
天井に付けるシーリングライトが靴くらいの大きさしかない。………フライパンのサイズくらいといったほうがイメージしやすいですかね。
なんか、そう、トイレや風呂場に付けるコンパクトサイズのライトみたい。
それなのにすげえ明るいんです。ちょっとまぶしいくらい。
中華製品なので、2400lmという表記が間違ってましたー!実は40Wで3500lmでーす!とか言われても信じるかも。
でも仮にそうだったとしても6畳で十分使えるLEDシーリングライトが3,099円ってコスパがおかしい。リモコンまで付いてますし、リモコンいらないなら、もっと安いのもあるみたいだし。
中国どうなってんの。
まとめ
7~8年前は格安品でも14,000円くらいしたLEDシーリングライトは、今や3,099円という二度見するような価格の製品が出てきました。
中華製品なので耐久性は少々不安ですが、もともと使っていたLEDシーリングライトもMade In Chinaなので、まぁあんまり変わらないかな、とも思います。
というか、かつて14,000円で買ったシーリングライトはリモコンの反応が悪すぎて数年で処分しましたし、その後に1万円くらいで購入したLEDシーリングライトは今現在謎のコイル鳴きが発生しているので、ぜんぶこの激安LEDシーリングライトに変えちゃおうかなと真剣に検討中です。(これはコイル鳴きしないし)
激安品を積極的にオススメするわけじゃないのだけれど、良いモノを買って長く使う、という時代でもないのかなぁとちょっと思うことはあります。
エコじゃないじゃん、と言われればそのとおりなのですが、技術革新が早すぎて… そこそこのモノをリーズナブルに買い換えていくのがコスパ的には良いのかなぁーと、そんなふうに思います。
ちなみにNEC製の6畳用(26W 3200lm)でも4,680円くらいだったりするので、安心を買うならコッチかな?