中華製コードレスサイクロン式掃除機MooSoo K17を買ってみた
新居ではカーペット敷の部屋が2部屋と、リビングがフローリングなのですが、けっこう古めの物件なので床板がそこそこ傷んでいて見栄えがよくありません。
そこで、リビングにもタイルカーペットを敷き詰めることにしたのですが、そうなると欲しくなるのが強力な掃除機。
フローリング生活なら掃除機は必須ではない
今まで住んでいた住宅は全室フローリングだったため、掃除機の出番がほとんどありませんでした。そんなバカなと思われる方もいらっしゃるかもですが、ホウキとチリトリは最強。
階段も掃除しやすいし、コードレスだし!!
あとクイックルワイパーもすばら。
昔のクイックルワイパーに比べて地味に進歩しており、ホコリの吸着具合が段違い。部屋の端っこからホコリを掻き出すのはホウキ、それ以外はクイックルワイパーと使い分けることで、てっとり早くスムーズにお部屋を綺麗に出来ます。フローリングなら。
そもそも掃除機の騒音が嫌い
ブィィーーーン!!というあのけたたましい音が苦手です。でも、フローリング生活の前はタイルカーペットを使った生活だったので、普通にコードレス掃除機を使っていました。
みんな大好きマキタのコードレス。
マキタのコードレス掃除機は軽いし静かだし、今や絶滅危惧種の紙パック式にも対応しているため、使い勝手が良く、人気があるのもよくわかります。
(サイクロン式は掃除機の掃除が面倒)
ただ、集塵力が微妙。オールフローリングならかろうじて使える、というレベルです。あくまでこのCL072DSという機種がそうなのであって、上位機種ならもっと吸えるんでしょうけどね。
そして、もうちょいパワーのあるコードレス掃除機が欲しいと思って見つけたのが Anker HomeVac Duo。
当時はAmazonのセールで定期的に安くなっていたので9,900円で購入しました。レビューにもマキタとの比較があって、マキタよりもパワーがある、という書き込みが決め手ですね。
そして実際に使ってみたところ、マキタよりもパワーがありました。分離式なので、階段や布団の掃除も器用にこなせるところも高評価ポイント。充電スタンドで縦置きできるのも良かったです。
ただ、Anker HomeVac Duoはすんげえうるさい。
YouTubeで検索すれば騒音計でテストしている動画が出てくると思いますが、マキタが75db近辺なのに対し、Ankerの掃除機は95db超えです。
これがワリとストレスになって、床に敷いていたタイルカーペットを全撤去し、フローリングでホウキとチリトリの静かな生活になった、というわけです。
新居はカーペット敷きの部屋が2部屋もある
そう、最初に書いたとおり、今度お引越ししたところは剥がすことのできないカーペット敷きの部屋が2部屋もあるのです。
そうなるとどうしても掃除機は必要になってくる。どうせ掃除機使うのなら、リビングもタイルカーペットにしちゃえ、ということでめでたく(?)全室カーペット敷きのおうちになりました。
マキタ並に騒音が少なくそこそこパワーのあるコードレス掃除機が欲しい
掃除機を使うことに決めたものの、今手元にあるAnker HomeVac Duoを使い続けるのはストレスです。戸建てから集合住宅に移ることになり、ただでさえ隣近所が気になるのですから、そんな中、このうるさい掃除機を使う気にはなれません。
そこでいつものAmazonさんを検索していたのですが、出るわ出るわダイソンもどきの中華製コードレスサイクロン式掃除機の数々。
最近のAmazonは中華製品の侵食がすごいですね。何を検索しても本家と似たようなパチモンっぽい中華製品がヒットするような状況。最近買ったのだと電動歯ブラシとか電動ひげそりとか、有名メーカーのそっくりさんがありましたね。どちらも性能微妙だったので紹介はしませんが。
(いや、逆にこれは微妙だったよ、という記事も役に立つのかな?)
それはともかく、ぼくはダイソン自体に良いイメージがありません。同居人が使っていたので、試しに借りてみてコードレスでこの吸引力はすげえな!と感動しましたが、あの騒音はありえない。ディスクグラインダーでタイルを切断するくらい不快な音です。
なので、そんなうるさいダイソンを真似されても…と思っていたのですが、運転音65dbというMooSooの掃除機に目が止まりました。(購入時はセールをやっていて13,400円くらいでしたし)
音に関する感じ方は人それぞれなのでレビューはあまりアテにしないほうなのですが、275件もレビューがあるとさすがに気になります。そのほとんどで「思ったより音が小さい」「モーター音はするが気になるほどではない」「夜でも使えそう」「○社のほうが静かだがこちらも静かなほう」となかなか好意的。
運転音量65dbというMooSoo K17を買ってみた
MooSoo K17のパッケージ
はい、こちら。
なんか想像してたより随分小さい箱で驚きました。
Anker HomeVac Duoと並べてみるとこんな感じ。
ちっさ!! まさかホントにこんなサイズの掃除機ってことはないよね。分解されて入ってるんだよね…?と若干不安になります。
MooSoo K17の中身
さっそくMooSoo K17を開梱しましたが、パーツごとに分かれて入っていて一安心。組み上げればちゃんと大きなスティック型掃除機になりそうです。
MooSoo K17の説明書は日本語対応だった
説明書なんて入ってない可能性や、あっても英語版だろうと思っていましたが、しっかり日本語対応でした。フォントが中華風なのはご愛嬌ですし、日本製品に比べるとめっちゃ不親切ですが、まぁそこは良いでしょう。
パーツを見ればどこにハマるかはわかるのでテキトーに組み立てました。
(ダストボックス、バッテリー、ノズルをはめ込んだだけ)
MooSoo K17の自走式ヘッドは分解可能
掃除機の掃除ってすごく嫌いなんだけど、しないわけにもいかないじゃないですか。使えば使うほど性能落ちてくるし。
マキタのほうはヘッドがものすごくシンプルでローラーも付いていなかったのでノーメンテナンスでOKでしたが、Ankerのほうは髪の毛とか絡まってけっこう掃除しづらかった記憶があります。
その点、このMooSoo K17はローラーが外れるようで、ここは高評価ポイントですね。
できればローラーなしバージョンのシンプルなヘッドもあれば嬉しかったですが、意外とこれも使い勝手良いのかも知れないし、ローラーの評価はしばらく使ってからかな。
MooSoo K17とAnker HomeVac Duoの大きさ比較
パッケージに付いている写真があまりに小さくてドキッとしましたが、実物はちゃんと大きいですね。
Anker HomeVac Duoは正直大きすぎると思っていたので、MooSoo K17のサイズ感は良い感じ。
MooSoo K17付属のノズル
MooSoo K17に付属してきたノズルは、上から順番に
- ブラシノズル
- 2 in 1ノズル
- 隙間(剣先)ノズル
の3種類。
2in1ノズルってなんぞ…………と思ったら、
そう、フラットノズルとブラシノズルをワンタッチで切り替えることが出来るのです。
なにこれいいじゃん!
例えば壁際の巾木の上あたりとかブラシノズルでやさしく吸い込むと思うのですが、壁と床の鋭角な部分はフラットノズルで吸い込みたい、なんてときにいちいち付け替えるのも面倒なので、ワンタッチで切り替えられるのは便利そうです。
MooSoo K17の充電器
MooSooの充電器は本体部分をガチャコンとハメこむようなちょっと仰々しい感じなのですが、ノズル類も一緒に収納できるのは高ポイント。
でもノズルが3種類付属してるのになぜ2本しか収納できないんだい…?
掃除機本体と充電器を合体させると、なんだか子供の頃に超合金のオモチャで遊んだときのようなワクワク感があります。なんだろう、このメカメカしい形のせいですかね。
使い勝手的に言うと、この充電器でしか充電できないのはマイナスポイント。
てっきり、電源ケーブルを外して、直接本体に差し込む口でもあるのだろうと思っていましたが、台座からケーブルが抜けるような作りにはなっていませんでした。
コードレス掃除機を立てたまま収納したい人はこの充電器の台座ごと壁に付けるしかないのですが、賃貸住宅だとそういうわけにもいきませんよね。
こういうクリーナースタンドを買って充電器を付けるのも悪くなさそうです。
ただ、ダストボックスからゴミを捨てるとき、長いノズルが邪魔になるので、どうせいったん外すと思うんですよ。
そう考えると、掃除する→ノズル外す→ダストボックスからゴミ捨てる→そのまま充電器に置く という使い方でも良いのかも知れない。クリーナースタンド買うかどうかはちと保留かなぁ。
MooSoo K17とAnker HomeVac Duoの騒音を比較してみる
ある意味、これがこの記事の本命ですが、結論だけなら一言で済んでしまいます。
デジカメのマイクで録ってるし、動画だとわかりづらいかもだけど、実際の感覚としてはMooSoo K17のほうがかなり静か!
Amazonレビューに書いてある内容と同じことの繰り返しになっちゃうけど、弱モードなら夜に使っても近所迷惑にならないレベルだと思う。
強モードは普通の掃除機レベルだけど、Ankerに比べると静かで、マキタレベルじゃないかなぁー。
それでいて吸引力はAnker以上なので、今回は中華製品のわりにアタリを引いた気がする…!
まだ届いて初日だから、しばらく使ってみないと耐久性はわからないけどね。