IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
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OCNモバイルONEで1円スマホになっていたOPPO A5 2020を買ってみた

Antutuのベンチマークで17万点くらい出るOPPO A5 2020が1円スマホになっていたので思わずポチってしまいました。

…といっても買ったのは昨年の10月頃(2020年10月)なので今現在1円スマホを出しているかどうかはわからないんですけどね。

でもでも、定期的にキャンペーンやってるっぽいので安くスマホを手に入れたい方はOCNのページをチェックしてみると良いかも。

OCNモバイルONEの初期費用

ぼくのケースでは1年縛りだとか2年縛りだとか、そういうしばりも一切なく、必要なのは端末代金の1円と事務手数料3000円+税だけでした。

OCNモバイルONEの明細書

このとおり、明細書にも合計金額(税込):1円の表記があります。

OCNの場合、Amazonでエントリーパッケージを買うと初期費用が無料になるのですが、スマホセットの場合は使えないので注意。

なので、ある意味、3000円でスマホを買い換えたようなイメージでしょうか。

元々Lineモバイルに不満があった

ぼくは引きこもり体質なのでスマホの通信回線自体ほとんど必要ないのですが、それでもたまーに出かけるときだってあるし、地図くらい確認したいときはあるのでまったくスマホを持たない、というのはありえない。

そしてなるべくなら月額費用は抑えたい。ということで、2012年にはじめてIIJmioでMVNOの契約をしてから、9年近くいろいろな格安SIMを使い続けてきました。

直近で使っていたのはLINEモバイルで、月額980円というのはありがたかったし、契約当時は回線速度も早かったのですが、やはり契約者が増えるにつれ、どんどん回線が重くなり、とうとう昼間の速度が1Mbpsを切ることに。

普段は使わないから良いんですよ? でも、たま~~~に必要に迫られたときにピンポイントで混んでいる時間帯に当たるんですw

人との待ち合わせ予定があり、はじめて行く場所だったので、事前に地図は確認済でした。路線検索もばっちり。であるなら、スマホの出番はないハズ。

ところが、不慣れな外出なために乗る電車を間違える。仕方ないのですぐに路線検索をしなおして、最短ルートを割り出したら、まったく別の駅を指定される。はじめての駅なので、地図アプリを開く。すると、LINEモバイルのくっそ遅い回線のせいでちっとも地図が出てこない…。

いや~、ほんとに普段は使わないんですよ。だから、こんなこと年に1回か多くても2回。しかし格安SIMとはいえ、年間ベースでいえば12,000円近く支払っているわけじゃないですか。

必要なときに使えないとやはりちょっと考えちゃいますよねぇ。

ということで、元々回線の変更は考えていたので、渡りに船とばかりにOCNモバイルONEへ変更したのでした。

縛りもないから、気に入らなければまた変更すれば良いだけだしね。

OPPO A5 2020とSIMカード到着

2020年10月9日の深夜のテンションでポチったので、受付は翌日の10月10日。そして発送が10月14日、到着が15日だったので、手元に届いたのは申し込みから5日後ですね。

■OPPO A5 2020のパッケージ+SIMカード
OPPO A5 2020のパッケージ+SIMカード

昔はMVNOの契約でもそこそこ厚いマニュアルやらCD-ROMやら付いてきた記憶がありますけど、今はシンプルにハガキサイズで済んじゃうんですねー。

これだとはじめてMVNO契約した人がAPN設定で迷ったりしないのかな?と思いましたが、それは杞憂でした。後述しますが、SIMカード挿すだけで設定終わっちゃうからです。…MVNOのハードルも低くなったなぁ。

■OPPO A5 2020のパッケージ(裏面)
OPPO A5 2020のパッケージ(裏面)

カメラウルトラワイド クアッド カメラ
バッテリー5000mAh
SoCSnapdragon 665 Game Boost 2.0
スピーカーデュアルスピーカー Dolby Atmos

カメラは4眼

最近、スマホのカメラってやたらレンズ増えましたよね。このOPPO A5 2020に至っては4眼。フロントカメラも合わせたら5つものレンズが付いています。

4眼の内訳としては、

  • 1200万画素のメインレンズ
  • 119度の超広角レンズ
  • ポートレートフィルター用のレンズ×2

とのこと。前2つは良いとして、最後のポートレートフィルター用ってなんやねんって話ですが、要はボケ加工のことらしい。本来、巨大なセンサーとレンズを使わないと表現できない背景ボケ写真ですが、被写界深度を測かるためのレンズを用意することで一眼カメラっぽい演出をスマホのカメラでも実現させようって仕組みですね。

先駆者はHUAWEIだと思いますけど、あれのワイドアパーチャー機能みたいなやつ。最近のスマホカメラではかなり対応している機種が多いのではないでしょうか。実際、OPPO A5 2020もポートレートモードにするとボケ量を調整できました。

バッテリーは5000mAh

一言でいうと十分すぎる。ほんの数年前までは格安SIM運用にとってバッテリーは超重要な要素でした。

なぜなら、格安SIMといえばデータ通信専用。通話ができないのでIP電話アプリを入れることになり、そいつが常駐するものだからバッテリーの消費が激しい、というのが当たり前だったからです。

もちろんIP電話側でもプッシュ通知対応だのといった改良はされてきましたが、それでも電力消費はそこそこ大きい。下手したら1日持たないケースもあったほどです。

でも最近はSoCの省電力化も凄まじく、更には5000mAhもの大容量バッテリーを搭載しているため、IP電話アプリを常駐させている(プッシュ通知機能すら使っていない)ぼくの環境ですら3日間以上充電しなくても平気なくらいです。いや、ほんと素晴らしい。

Snapdragon 665とGame Boost 2.0

スナドラ665はAntutu 16~17万点くらいの性能を誇るSoCです。ハイエンド機種にはかなわないでしょうけど、Antutu 17万の機種で動かないアプリがあるとしたら、それはもうアプリ側が悪くないか?w そんなふうに思うレベルではあります。

音ゲーのスコアに命かけてる、とかでもない限りは十分な性能じゃないかなー。

更にGame Boost 2.0という機能………………といってもこれはハード面ではなく、ソフトウェアによる実装なんですけど。これによってゲームのパフォーマンスが上がるようです。

”ようです”というのはこの機能が対応しているゲームが限られるため。例えばPUBGとか。対応ゲーム だとローディング速度が3割ほど早くなったりするらしい。3割ってすごいですけど、PUBGとかプレイしないからよくわからんw

OPPO A5 2020の同梱物

■OPPO A5 2020のパッケージ
OPPO A5 2020のパッケージ

OPPO A5 2020のパッケージ

■OPPO A5 2020の同梱物
OPPO A5 2020の同梱物

写真左から、以下のとおり。

  • OPPO A5 2020 本体
  • TPU透明カバー
  • クイックガイド
  • SIMピン
  • USB-ACアダプター+USBケーブル(USB-C)
  • イヤホン

格安SIMに付随するスマホとは思えないくらい豪華な内容ですね。

スマホ本体には既に液晶保護カバーが装着されていますし、TPUケースまで付属しているので、追加でアクセサリー類を買う必要がありません。

イヤホンは試していないので性能はわかりませんが、音楽プレイヤーとして使いたい人にはこれまた追加の出費がないのでありがたいでしょう。

■付属のUSB-ACアダプター
OPPO A5 2020付属のUSB-ACアダプター

USB-ACアダプターの性能は5V 2Aです。10W出力の普通のタイプですね。

これで充電しても20%→100%まで3時間かからないくらいなので十分ですが、個人的にはもっと高性能なUSB-ACアダプターもオススメしたい。

こちらは65Wまで出力できるので、USB-C充電に対応したノートPCまで充電することができ、スマホとノートPCとでUSB-ACアダプターを共有して使っています。窒化ガリウム採用なのでアダプター本体が熱くならないのも精神衛生上Good。

OPPO A5 2020の外観

■OPPO A5 2020の外観(表面)
OPPO A5 2020の外観(表面)

カメラのあたりにうっすらと境界線が見えるでしょうか? これは最初から貼り付けられている保護フィルムの段差です。ぼくはとても不器用なので気泡を入れずに保護フィルムを貼れた試しがなく、こうして最初からフィルムを付けてくれているのは本当にありがたいです。

まぁ保護フィルム自体が貼り付いていなかった場合、たぶんわざわざ追加でフィルム買ったりはしなかったとも思います。そんなに持ち歩かないしw

ところで、縦長スマホって最初はどうかと思ったんですけど、意外と便利ですよねぇ。16:9の映像を見る場合には横ちょに黒帯が出ちゃいますが、もっとも多いのはWebページを見る頻度ですし、Twitter等のSNSでも縦長で一覧性が高くなるのはとても都合が良い。

食わず嫌いで縦長スマホデビューが遅くなりましたが、人気にはそれなりの理由があるということを痛感しました。

■OPPO A5 2020の外観(裏面)
OPPO A5 2020の外観(裏面)

ブルーグラデーションがすんごく綺麗。つるつるてかてかなので、さぞや指紋が目立つだろうと警戒していましたが、全然そんなことはありませんでした。

そりゃまったく指紋が付かないってことはありませんが、液晶画面に比べればよ~~~く見ないとわからない程度。ここは嬉しい誤算でしたね。

カメラについてはけっこう飛び出しています。1mmくらいかなぁ。気になる人は気になるかも知れませんが、その分カメラがめっちゃ高画質になっているので、そこはトレードオフでしょう。

前に使っていた機種、UMIDIGI F1 Playのカメラに比べたら圧倒的に高精細になったし、ピントを合わせるオートフォーカスも正確になったので1mmくらい飛び出していても一向に構わん!という気持ちです。

■OPPO A5 2020の外観(右側)
OPPO A5 2020の外観(右側)

スマホの右側は電源ボタンのみ。普通、ここに電源ボタンと音量のプラス・マイナスボタンが並ぶと思うんですけど、この機種は右側には電源のみ。なんでなん?

■OPPO A5 2020の外観(左側)
OPPO A5 2020の外観(左側)

スマホ左側にはSIMカードとSDカード用のスロットと、音量ボタンが並びます。

いや、ほんとなんでこんなふうにしたんだろ?

こうして左右両方にボタンが付いていると、横置きしたときに気になるんですよねー。

右側には電源ボタンがあるから、そっちを下にして置いちゃうと電源長押しされちゃうじゃないですか。

かといって、左側を下に向けると音量ボタンが押される。

もちろん、丁寧にゆっくり置けば(スマホ本体は軽いですし)音量ボタンが地面で押されることはありません。

でも、雑に置いてしまうことはあるし、スマホスタンドの形状によってはピンポイントに音量の上下どっちかのボタンにフレームが当たる場合があって、ちょっとストレスです。

そもそも横置きを考えていないのかなー?とも思いましたが、この機種デュアルスピーカーなんですよねー。

今のところ、この物理ボタンの配置がOPPO A5 2020の数少ない不満点のひとつです。

■OPPO A5 2020の外観(下側)
OPPO A5 2020の外観(下側)

スマホ下側にはステレオミニジャック、マイク、USB-C端子、スピーカーが付いています。

ここは極普通ですね。Bluetoothイヤホンやヘッドホンが普及しているとはいえ、有線接続のステレオミニジャックがあるとありがたい人も多いでしょう。

■OPPO A5 2020の重量
OPPO A5 2020の実測重量は201g

OPPO A5 2020の実測重量は201gでした。やや重め、ですかね。

参考までに過去実測したスマホの重量は以下のとおり。

HUAWEI P9144g
Xiaomi Mi Max 2213g
UMIDIGI F1 Play192g

F1 Playより9g重いですが体感では違いがまったくわかりません。Mi Max 2は明らかに重く感じましたが、これは重量というより形状の問題かなー。16:9で6.44インチもあったので形状+重量が体感重量を押し上げていた感じです。

縦長スマホに関してはシュッと細長くてスマートなのでそれほど体感重量は上がりません。200gくらいなら尻ポケットに入れていたら存在を忘れるくらい。

OPPO A5 2020は最初からOCNモバイルONEに対応済

普通、MVNOの契約をしたら、スマホにSIMカードを挿した後、APNの設定を行います。

実際、前の機種まではそうやって手動登録していたのですが、今回は電源入れて初期セットアップが完了したら、もうLTE通信がつながっていて驚きました。

■APNの設定画面
APNの設定画面

OCNモバイルONEのスマホセットを購入したから、最初から設定されている!?

AndroidのAPN自動検出という可能性もなくもなくもない気もしますが、最初からOCNモバイルONEアプリがインストールされていることからも、OCN用の設定がされたスマホと考えたほうが良さそうです。

ちなみにOSはColorOSで、電源入れた直後、すぐにファームウェアのアップデートが入りました。

■ColorOS 7.1のアップグレード画面
ColorOS 7.1のアップグレード画面

ColorOSはOPPO独自のOS……………………というほどでもなく、Android 10をベースにちょっぴり省電力機能やらGame Boost用の機能やらを追加したバージョンです。各社やっていることなので、OSが違うのか?とビビる必要はまったくなし。設定画面とか見てもAndroidそのまんまですからご安心を。

OPPO A5 2020と回線速度チェック

せっかく新しいMVNOなので回線速度のチェックをしてみます。

■フレッツ光+無線LANでスピードテスト
フレッツ光+無線LANでスピードテスト

Wifi環境なので十分な速度が出てきます。有線LANでテストしても220Mbpsとかそんなものなので、有線と遜色ないレベルの速度が出ていると言って良いでしょう。

■OCNモバイルONEでスピードテスト
OCNモバイルONEでスピードテスト

はやっ!! え、いまどきのMVNOは38Mbpsとか出るの? アップロードは遅いけど、DLはすごく速いねー。

たぶん空いている時間帯だからというのもあると思いますが、大抵のMVNOは上下10Mbpsも出れば良いほうだと思うなぁ。

■OCNモバイルONEの低速モードをテスト
OCNモバイルONEの低速モードをテスト

先述したとおり、OCNモバイルONEのアプリがプリインストールされているのですが、このアプリで「節約モード」のON/OFF切り替えが一発でできるのです。

節約モードをONにするとデータ通信量は加算されない代わりに、200kbpsまで速度が低下するとのこと。要するに上限の1GB/月を超えてしまった場合にかかる速度制限と同じになるわけですね。

実測値でも上述のとおり、270kbpsとかなり制限されています。

ま、でも案外軽いページなら見られます。

昨今のWebページは大容量化の一途をたどっており、例えばショッピングサイトであるAmazonや楽天では1ページあたり6MBくらいはあります。270kbpsで6MBのページを見ようと思うと約3分もかかることになるのですが、実際には全部ロードする必要はありません。

テキスト部分だけならほんの数百KBくらいなので2秒くらいでページ自体は表示され、画像がゆ~~~っくりと表示されていく感じ。おっさん世代に言わせると昔なつかしのダイヤルアップ接続みたいなもんですね。当時は64kbpsでも早ーい!と思っていたものですが、その4倍速でも低速回線というのだから時代の進化は早いものです。

まとめ

衝動的に買ったわりにはえらく長い記事になってしまいました。ざっくりまとめます。

  • OCNモバイルONEで1円スマホが売っていたから思わずポチった。
  • 本体代金は1円だが、事務手数料(初期費用)の3,000円はかかった。
  • スマホセットは申込みからおよそ5日後には届いた。

ちなみに音声SIMしか選べなかったため、約9年ぶりにIP電話以外の電話番号を持ちましたw

今使っているIP電話のFUSION-IP(SmarTalk)は無期限で新規申し込みを停止していますし、楽天系列は平気で既存サービスをぶったぎる経営なのでいつまでIP電話が使えるかわかりません。だから今回電話番号を持ったのはちょうど良かったかなとも思っています。

またOPPO A5 2020の感想についても軽く。

  • ◎Antutu 17万点の性能は普段使いには十分。ぼくにとっては過剰なほど高性能。
  • ◎前機種で不満だったカメラ性能が大幅に改善され、ポートレートモードのボケ加工も自然になってきており、大抵の人にとってデジカメが不要になるのもよくわかった。
  • ◎顔認証/指紋認証ともに認識速度は爆速。アンロックが超快適。
  • ◎バッテリー容量5000mAhも十分。ぼくのような引きこもりでは3日経っても充電が必要ないほど。ヘビーユーザーであっても1日で使い切るのは困難だろうと思われる。
  • ○デュアルスピーカーの音質は思ったほど良くはない。悪くもない。普通。Huaweiほどの感動はなし。
  • △なにゆえ電源ボタンと音量ボタンを左右別々に配置したのか理解に苦しむ。

と、こんなところでしょうか。

主な用途としては、

  • お風呂でのんびりKindleを読む
  • 食事中にYouTube垂れ流し
  • Twitterやメールのチェック
  • ブログ用にたまに写真撮影
  • メルカリで不用品の処分
  • Bluetooth対応の体重計で健康管理
  • スマートバンドで体温/心拍数/歩数管理
  • 稀に出かけたときに路線検索やGoogleMap
  • 極稀に楽天ペイアプリで決済
  • 目覚まし時計

と、こんなもんなので、ライトユーザーにしか参考にならないかもですが、たまたま似たような使い方の人がこのページを見て頂けていたなら幸いです。

正直、今後もこのくらいの使い方しかしない気がするので、1円スマホが出るたびに買い替えるくらいで良いのではないかとひそかに思っています。

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といっても、買ったのは3ヶ月ほど前の2020年8月28日なんですけども。買った直後に書くよりしばらく使ってから書いたほうがレビューとしては良いんじゃないかなと思ってしばらく記事更新を待っておりました。

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