IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
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Open CameraがRawに対応!…と思ったらF1 Playでは使えない?

Androidでインストールしているアプリはすべて自動更新にしているため、今日いつのまにかOpen Cameraがアップデートしていることに気が付きました。

Googleプレイのページを見る限りは、2019年5月25日更新、とあるので、更新されたばかりっぽいですよね。

https://play.google.com/store/apps/details?id=net.sourceforge.opencamera&hl=ja

Open Cameraのアップデート内容

  • カメラプレビュー画面で、ヒストグラム、ゼブラストライプ、フォーカスピーキングの表示に対応
  • expo/focus bracketingでのRAWサポート
  • GPSを使った住所スタンプの実装
  • DROの改善

ということで、わざわざ「expo/focus bracketingでの」RAWサポートと書いてあるということはもしかして前のバージョンからRAWはサポートしてたんですかね…?

ともあれ、デジカメでも愛用しているフォーカスピーキングは普通にありがたいですし、さっそく新しいOpen Cameraを試してみようと思います。
(尚、使用機種は UMIDIGI F1 Play)

Open Cameraに追加されたオプションを確認する

Open Cameraの設定を開くと、画面中程に「Camera preview」とうメニューがあるのでタップします。

Open Cameraの設定

この「Camera preview」の中に「Show a histogram(ヒストグラム)」「Show zebra stripes(ゼブラストライプ)」「Focus peaking(ピーキング)」「Focus peaking color」という4つの項目が追加されています。

Open Camera Camera preview

ヒストグラムとゼブラストライプはひとまず置いておいて、フォーカスピーキングを試したいと思います。

ピーキングとはピントが合っている箇所の輪郭に色をつけて、強調表示する機能で、特にマニュアルフォーカス時にとっても便利な機能なんです。

デフォルトの白だとちょっと見づらいので、Focus peakingをOnにした後、Focus colorを「白」から「赤」に変えてみます。

Open Camera フォーカスピーキングの色変更

Open Cameraでフォーカスピーキングを試す

Open Camera フォーカスピーキング

以前の記事でも書いたように、どうにもUMIDIGI F1 Playは真ん中以外のオートフォーカスがぽんこつなので、それがわかりやすいようにクマちゃんをわざと真ん中からちょっとズラしています。

奥の観葉植物にはピーキングの赤い輪郭線がくっきり出ているのに、クマのぬいぐるみの周囲には輪郭線がないことがわかります。

そこで、Open Cameraの設定から「m」(マニュアルフォーカス)を選び、自分でフォーカスを合わせてみます。

Open Cameraでマニュアルフォーカス

マニュアルフォーカスのバー(左の長い縦線)を調整したのがこちら。

Open Camera フォーカスピーキングでマニュアルフォーカス

クマちゃんの顔のまわりに赤い輪郭線がしっかり表示されているのがわかると思います。マイクスタンドも同じくらいの距離なので、赤くなってますけどね。

Open Cameraでヒストグラムとゼブラストライプも表示

フォーカスピーキングだけではなく、ヒストグラムとゼブラストライプも追加表示したのがこちら。

Open Camera フォーカスピーキング、ヒストグラム、ゼブラストライプ

左上にヒストグラムがあります。一般的に山のような形になるのが理想的と言われていますが、そんなに目が肥えていないのでよくわかりません(;´Д`) 露出オーバーやアンダーな写真も味があって良いと思うし、そのへんは好みじゃないでしょうか。

また、ゼブラストライプは白飛びしている部分をストライプ表示にして教えてくれる機能です。この写真の例だとクマちゃんの鼻の部分が少し白飛びしているので白黒の縞模様になっています。

これもヒストグラムと同じで白飛びしているのが良いとか悪いという話ではありません。人物写真の背景なんてわざと白飛びさせて対象の人物を強調したほうがインパクトがあって美しいと感じるケースも多いですし、このへんも好みですね。

マジメに撮影する場合は最終的にRAW現像するでしょうし、RAW現像する以上はピントさえ合っていれば、あとで露出やホワイトバランス、色合いなんかはあとでいくらでも調整できるので撮影時はあまり気にしなかったりもします。

ということで、さっそくRAW現像を試そうと思ったのですが…

Open CameraでRAW撮影してみる

Open Cameraの設定画面、「写真の設定」という画面に下記のようなRAWの項目があります。

Open Camera RAW

このRAWをタップして、「Standard and DNG (RAW)」(JPEG等の画像ファイルとRAWファイルを両方保存する)または「DNG (RAW) only」(RAWのみ保存する)を選ぶことで写真をRAW形式で保存することが出来ます。

Open Camera RAW

…………できる…はずなのですが……

Open Camera RAWで撮影できない

なぜか「Failed to save RAW photo」と出てRAWファイルが保存できません。

JPEGでの保存は全く問題なし。

両方保存するオプションも、RAWだけ保存するオプションも試しましたし、Open Cameraをアンインストールして端末再起動して、もう一度Open Cameraをインストールして、とアレコレ試してみましたが、どうやってもRAW形式での保存が失敗します。

PCに繋げて中身を見てみると、拡張子.DNGのRAWファイルは出来ているのですが、ファイルサイズが0バイトなんですよねー。なんなんだろう。

前々回のUMIDIGI F1 Playのファームウェアアップデートで標準カメラからRAWモードがなくなったのが気になります。もしかして、そのあたりがOpen Cameraに影響しているのでは、と勘ぐっちゃいますよねー。

うーん、まぁ絶対RAWで撮影したいんだ!!というわけではないし、そもそもフォーカスピーキングが使えるようになっただけでも十分ありがたいので、しばらくこのままOpen Cameraを使い続けてみようと思います。

どのみちF1 Playの標準カメラはダメダメですしねー。

ファームウェアのアップデートで、せめてオートフォーカスの性能を向上させてほしいものです。

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