IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
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povoで着信だけできない不具合のため解約した話

2年ほど前、「楽天モバイルを辞めるのは980円が惜しいのではなくきっかけを待っていたのだと思う」という記事で書いたとおり、楽天モバイルからpovoへMNPしました。

ほとんど電話を使わない生活をしているため、これで問題なかったのですが、先日自宅の給湯器が壊れてしまい、管理会社、大家さん、業者の人々と連絡を取りあう必要に迫られた際、口々に「そちらの電話に繋がらないんですけど」「コール音も鳴らないんですけど」と言われ、はじめて着信できないことに気が付きました。

お急ぎの方向けに先に結論を書いておきますが、povo回線の問題でした。同じ現象にあってもpovoサポートは役に立たないのでとっととMNPしましょう。

povoで着信だけがどうしても出来ない

いろいろテストしてわかった現象としては以下のとおり。

NG

  • 携帯電話から一切着信しない
    (複数の相手先に確認したところ、まずコール音すら鳴らないらしい)

OK

  • povoでのモバイル通信(インターネット)は問題なし
  • Wifi接続ももちろん問題なし
  • LINE通話も問題なし
  • IP電話アプリも問題なし
  • スマホから固定電話への発信も問題なし
  • スマホから携帯電話への発信も問題なし
  • 固定電話からの着信も問題なし
  • IP電話(050)からの着信も問題なし
  • 携帯電話同士のSMSの発信/着信ともに問題なし

尚、povoを使用している端末はPoco X5 Pro 5Gです。

先述したとおり、コール音すら鳴らず、ブチっと切られてしまう現象は、まるで着信拒否か、留守番電話設定でメッセージの登録を忘れたかのような挙動に見えます。

もちろんブロックリストや、留守番電話設定も確認しましたが、何も登録されていません。

滅多に電話を使わないため、最後の着信履歴が2024年4月(2か月前)でしたが、それまでは携帯電話から着信していたことは確認できています。

その後、スマホの設定はほぼ触っていないので変わっていないはずですが、念のため端末の初期化も試しました。

なにしろほとんど使わないので、工場出荷時の設定に戻してもあまり困りません。

そして再度友人知人に頼んで電話をかけてもらいましたが、やはり鳴らない。一切着信できない。

こちらからの発信は出来ます。

……………なにこれ?

povoのサポートはAIチャットより役に立たない

あまり期待はしていませんでしたが、想像以上の役立たずでした。

カスタマーハラスメントが騒がれる昨今ですし、そもそもぼく自身、コンピューター関連のサポートのお仕事をしていたことがあるため、頭おかしいクレーマーにほとほと嫌気がさしており、基本的に根気強く丁寧に状況を伝えるクセがついています。

先述したとおり、自分で確認できそうなことはひととおり試し、その結果についてもpovoのチャットページで伝えました。

1つ伝えるたびに1分ほど待たされるのは何なのか、と思いましたが、ジっと待ちました。サポート待ちの時間もあったので最低でも30分以上は待ったと思います。

そして、最後に使用端末を聞かれ、POCO X5 Pro 5Gであると伝えると、それは対応機種ではないため、端末については答えられない、という回答。

いえいえ、端末のことについて聞いているわけではありません。

povoさんから最近、留守番電話サービスを開始した、というようなメールが届いた記憶があります。

そのサービスに関連して、なにか着信にトラブル起こっていませんか?

そう丁寧に聞いてみましたが、「繰り返しになりますが、サポート対象外の機種ですので、対象機種をお求めの上再度うんぬんかんぬん」

………話になりません。

あれだけ時間かけてテストした内容を伝えた件はどうなっているのか。なにひとつ聞いていない。

昨今、検索結果の1件目に出てきたページの丸写し回答じゃねーか、と思われるAIチャットさんでもこのサポートよりは役に立ちます。

もう、人間のサポートセンターはいらないかもしれんね…。

どう考えても回線の問題にしか思えなかったのでSIMを変えたらやっぱり治った

povoのサポートには若干、いえ正直かなりイラっとしましたが、ちょうど良い機会でもありました。

ほとんど電話を使わない自分にとって、タダ同然で使えるpovoはありがたかったのですが、トッピングを使わないと128kbpsという通信速度は現代においてワリと本気で使い物にならないことがわかりました。

昔は64kbpsで月500円とかのイロモノ回線を使って、これで十分じゃん、くらいに思っていたものですが、いまどきは軽そうに見えるHPでも数MBありますし、LINEでも128kbpsだと目に見えてメッセージの送受信が遅いです。

たまの外出時だけ数百円のトッピングを買えば良いや~、という気楽なノリでpovoに加入しましたが、そこそこ長時間のお出かけならまだしも、近所のスーパーへ行くくらいでトッピング買うのは躊躇します。結果、128kbpsで我慢しながら使うのですが、すんごいストレス。

というわけで、前々から気になっていた日本通信の合理的プラン、月290円で1GBまで使えるSIMへ切り替えることにしました。

どこのMVNOも普通、初期費用で3,300円取られるのですが、ここはなぜか初期費用が無料になるスターターパックがAmazonでが販売されており、ちょっぴり安いの。

しょっちゅう値段変わるから参考までにですが、ぼくが買ったときは2,700円でした。約600円オトク。やったね!

注文した翌日にはスターターパックが届き、中身は「申し込みコード」と「アプリをDLするためのQRコード」のみ。

要するに、スマホアプリをDLし、この申し込みコードを入れると初期費用が無料、というか実質、スターターパックの代金だけで済む、という仕組み。

このスマホアプリでマイナンバーカードの撮影をすると住所なども自動取り込みされ、手続きが早く終わります。

実際のSIMカードが届いたのは2日後だったかな? スターターパックが届く時間あわせても、ほんの3~4日くらいでMNP完了しました。

…………って、あぁそうそう、別に日本通信SIMの紹介をするのが目的じゃなかった。

実にあっさりとした結果ですが、povoから日本通信SIMへ変更したら、電話の着信ふつーに出来るようになりました。

ぜったい回線の問題だと思ったんだよなー。

なーにが対応端末じゃないだよー。

まとめ

電話の着信だけ出来なくなったらpovo回線を疑おう

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