CPU温度が高いのでRyzen5 3600からCore i5 10400Fへ移行

昨年の7月頃、「今PCアップグレードするならRyzen 5 3600がコスパ最高じゃないのって話」という記事を投稿しましたが、あれは嘘!!………ではありませんが、コスパ最高=最適、かというとそうでもないよなーというお話。

Ryzen 5 3600からCore i5 10400Fへ移行した理由

というのも、その後「サイドフロー型CPUクーラー無限5は静かだし良く冷えるぞっていう今更な話」で書いたとおり、Ryzen 5 3600のリテールクーラーではCPU温度が常時7~80度で怖かったため、よく冷えると評判の無限5へ換装しています。このとき、CPU温度はおよそ50~60度まで低下しました。

まぁ、CPU温度的には全然許容範囲で、このくらいの温度ならCPUファンが1000RPM前後なので静かです。しかし、ほんのちょっと負荷をかけるだけでCPU温度が60度を超え、CPUファンも1200RPMを超えて少し耳障りに感じてきます。

いわゆるターボブースト機能で、一時的にクロックアップしているからだとは思いますが、ブラウザでタブを複数枚開いたくらいでターボブーストで頑張られるのもちょっとなぁ、と思いCPUの最大値を99%に設定してターボブーストを使わせないなどの対策をして使っていました。

そしてある日のこと、ふと価格コムの掲示板を覗いたときだったか、正確には覚えていないのですが、「Ryzen 5 3600のCPU温度が高いのでCore i5 10400Fへ買い替えたらかなり熱が下がって満足」という書き込みを見かけたのです。

Passmarkスコアでいうと、Ryzen 5 3600が17858点でCore i5 10400Fは12466点です。けっこうな差があるので最初はまったく選択肢に入っていなかったのですが、よくよく調べてみるとゲーム性能においてはCore i5 10400Fのほうが優秀だというのです。
(実際にフレームレートを比較している動画があり、Core i5のほうがわずかに優秀でした)

考えてみれば、Ryzen 5 3600にする前はCore i3 8100(=Passmark 6136点)でブログ書いたり、画像編集したり、動画編集したり、ゲームしたり、普通に満足していたのです。

BeatSaberなどのVRゲームをするようになり、ちょっとPCパワーが物足りないかなと思ったのでRyzenへ買い替えたわけで、ゲーム性能が同等以上ならIntelでも良かったな、と思い始めます。そもそもRyzen5 3600は実勢価格25,000円くらいで、Core i5 10400Fは16,000円くらいです。

これ下手したら、メルカリでRyzen5 3600を売却すればそのお金でCore i5 10400F買えるんじゃない?と考え、移行することに決めたのです。

Core i5 10400FとGigabyte B560M DS3Hが届いた

■Gigabyte B560M DS3HとCore i5 10400F
Gigabyte B560M DS3HとCore i5 10400F

CPUは16,000円程度と安いのですが、マザーボードは最安値のモノではなく、少しだけグレードの高いB560チップセット搭載にしたため、1万円を少し超えました。それでも両方合わせて27,000円くらいかな?

Amazonよりパソコン工房のほうが安かったのでそちらで買いましたが、日々変動するのでよく見比べてからポチったほうが良いと思います。

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まずは既存のRyzen5環境を取り外す

■Cooler Master Silencio S400
Cooler Master Silencio S400

うちのPCケースはSilencio S400ですが、コンパクトで安いわりにサイドパネルに吸音材が貼ってあったり、上部カバーの着脱で開放型/密閉型を選べたり、なによりこのサイズなのに5インチベイまで付いているという多機能ぶりが気に入っています。

唯一、真っ黒な筐体が重苦しくてイヤだなぁ~というくらい。PCケースって黒ばっかりですよね。最近はホワイトモデルも徐々に増えてきたようですが、まだ数が少なく、いろいろこだわった条件を付けると選択肢がほとんどないように感じます。

■Ryzen 5 3600とBIOSTAR B450の取り外し
Ryzen 5 3600とBIOSTAR B450の取り外し

■CPUクーラーMUGEN5の取り外し
CPUクーラーMUGEN5の取り外し

M.2 SSDのおかげでSATAケーブルを抜き差しする必要もなく、非常にすっきりとした配線ができるようになりましたねー。

あとは綺麗に清掃してメルカリへ出品です。

Gigabyte B560 DS3HへCPU取り付け

■Gigabyte B560 DS3H
Gigabyte B560 DS3H

MicroATXサイズながら、メモリスロットが4本、M.2スロットが2本付いていて、RGBピンにまで対応しているのが特徴です。

ただ、後述しますが、M.2スロットは片方がPCIe 4.0でもう片方がPCIe 3.0 x4なので注意が必要です。てっきりPCIe 4.0なら上位互換でPCIe 3.0のSSDも装着できるのだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

■Gigabyte B560 DS3HにCore i5 10400Fをポン付け
Gigabyte B560 DS3HにCore i5 10400Fをポン付け

Ryzen CPUはCPUからピンが出ているので折らないように気を使いますが、Intelの場合はCPU側にはピンがなく、マザボ側に付いているので装着が楽なんですよね。ここはありがたい。

■CPUのまわりにマスキングテープを装着
CPUのまわりにマスキングテープを装着

ぼくは不器用でCPUグリスを綺麗に塗る自信がないので、はみ出さないようCPUの四隅にマスキングテープを貼っています。

■CPUグリスを塗り塗り
CPUグリスを塗り塗り

■マスキングテープを剥がす
マスキングテープを剥がす

このとおり、マスキングテープを使うと不器用でもそこそこ綺麗にグリスが塗れます。こんなことしなくても真ん中にちょこんと盛れば良い、という話も聞くのですが、それはなんとなーく不安で試したことがありませんw

■CPUクーラーのステーをつけなおし
CPUクーラーのステーをつけなおし

CPUクーラー(MUGEN5)のステー(土台)を間違って上下に付けていたため、左右に直しましたw

こう、新品のCPUクーラーを買ってくるとマニュアルとにらめっこしながら注意深く装着するので滅多に失敗しないのですが、RyzenからIntelへ変更するときなど、物置にしまっておいたCPUクーラーの箱からIntel用のステーをひっぱりだしてきて装着することになるので、ついつい失敗しちゃいますね。…………ただの言い訳です。

■CPUクーラーのヒートシンクを装着
CPUクーラーのヒートシンクを装着

仰々しいデカさですよねー。
でもでも、ヒートシンクは大きければ大きいほど少ない風圧で冷やせるため静音化が捗りますし、水冷式クーラーよりも空冷のほうが耐久性高いし、結局こういう大型でサイドフロー式のCPUクーラーが一番好きです。

M.2 SSDの取り付け失敗例

■M.2 SSDはCPUクーラーの取り付け前に装着すべし
M.2 SSDはCPUクーラーの取り付け前に装着すべし

MicroATXの宿命か、ギチギチの配置なのでM.2スロットがCPUのすぐ下にあったりします。上記のようにCPUクーラーの下に装着しなければならないケースもあるため、M.2 SSDを付けるならCPUクーラーより先に装着しておくべきだったなと後悔しました。

ちなみに今回はダブルで後悔したのですが、写真の位置のM.2スロットはPCIe 4.0用のスロットで、手持ちのM.2 SSDでは認識しなかったのです。

頑張って装着したのに、写真下部に写っているM.2スロットのほうが正解でした。しょんぼり。

先述したとおり、PCIe 4.0のスロットは上位互換というわけではなく、PCIe 3.0のSSDだと認識しないっぽいので注意が必要です。まぁこのマザーボードだけの特徴という可能性もありますが。

軽く調べてみると、その逆にPCIe 3.0スロットにPCIe 4.0対応のSSDを装着することは可能らしい。………ややこしいわ!!

ま、でも過渡期なだけであって、いずれはPCIe 4.0が主流になるのでしょうねー。なにしろ2倍の帯域があって実測7000MB/s超えるんでしょう? PCIe 4.0のM.2 SSDって。いつか使ってみたいものです。

筐体へ入れなおして完成

正直な話、自作においてこれが一番面倒ですよね。

■マザーボードをPCケースへ格納
マザーボードをPCケースへ格納

なにが面倒ってフロントスイッチ(POWER SWやRESET SW)類とLED(POWER LED、HDD LED)類のコネクタ接続。ものっそ小さいピンをマザーボードにひとつひとつ装着していくのが老眼には厳しいです。

昔はマニュアルとにらめっこしながら接続していましたが、いまどきのマザーボードは親切にもボード上に[POWER LED+][POWER LED-]とひとつひとつ印字されているので、虫眼鏡でも使いながら装着するだけのことではあります。

でも手がぷるぷるぷるぷる震えてなかなか装着できないんだ!これが!どんだけ不器用やねん!って自分が嫌になる瞬間でございます。

■グラフィックボード(ZOTAC RTX 2060)を装着
グラフィックボード(ZOTAC RTX 2060)を装着

ZOTACのRTX 2060が届いたのでGTX970との比較とか」という記事を投稿してからもう2年半近く経ちますか。

おおよそ2年ごとにビデオカードを買い替えてきたので、こいつもそろそろ新しくしたいのですが、最近の価格高騰によりなかなか手が出ませんねー。

RTX 3060で6万円くらい? 一時期20万とか意味不明な価格が付いていた頃よりはマシになりつつありますが、グラフィックボードは3~4万円くらいのを買い替えるのがコスパ良さげと考えているので、もう一声安くなってほしいところです。

■メモリはCORSAIRのDDR4-3600 (CMK16GX4M2D3600C18)
メモリはCORSAIRのDDR4-3600 (CMK16GX4M2D3600C18)

メモリまで買い替える必要はなかったのですが、せっかくB560チップセット搭載のマザーボードにしたのでオーバークロックメモリも買っちゃいました。

でも、先述したとおり、DDR4-3600に対応しているのは第11世代CPUを搭載したときのみで、Core i5 10400FだとDDR4-2933までしか設定できないという罠に引っかかってしまいました…。

この制限はたぶんGigabyteのB560M DS3H特有の問題です。だって、ほかのMSIとかのB560マザーにはそんな制限書いてないもの!

第10世代CPUでオーバークロックメモリを使いたい人はしっかりと隅々までマザーボードメーカーの製品ページを確認することをおすすめします。

Core i5 10400Fへ変更してCPU温度は10度以上下がった

■hwmonitorでの温度チェック
hwmonitorでの温度チェック

これは2021年8月31日現在、室温29度の状況で測ったCPU温度ですが、約41度しかありません。Ryzen 5 3600では50度を切ることがなかったので少なくとも10度は下がったことになります。

Maxで51度と出ていますが、これはソフトのインストール作業をしていた際の温度です。この程度の負荷でもRyzenだと60度を超えて70度に近づくことがあったため、やはり劇的にCPU温度は改善されていますね。

CPUファンも822RPMしかまわっておらず、PCは足元に置いているため、ちゃんとファンがまわっているのかどうか心配になるくらい静かです。

ただ、NVIDIA GeForce RTX 2060の項目を見ていただきたいのですが、こいつが38度と低温なわりに1343RPMも出しているんですよ…。

ZOTACって昔から静音化には興味ないのかファンをぶんまわすんですよねー。それだけGPUを労わっているのかも知れませんが、1343RPMあると耳を近づければ「あーファンまわってるねー」とわかるレベルではあります。足元ならまぁそれほど気になりませんが。

そしてGPUに負荷がかかるとけっこうなパワーでファンをぶんまわすので、これは本当にうるさい。

次買い替えるときは静かなMSIのグラボとかほしいなぁ~。

まとめ

Core i5 10400Fは低発熱である!

と、それだけ言うためにずいぶん長文をだらだら書いた気がしますが、Core i5 10400Fがとても気に入っているのは事実です。

最近あまり重いゲームをプレイしないので参考にはならないと思いますが、龍が如くとかセインツロウ、Skyrimといった旧世代の3Dゲームなんかは当然ヌルヌル動くし、farcry5なんかもウルトラワイドで75fpsは余裕でした。…うーん、どれも古いゲームだからホント参考にならなそうw

Ryzenをdisっているわけではなく、価格対性能比で言ったらやっぱりコスパ最強はRyzenなので、重い作業を頻繁にする(かつ騒音なんて気にしない)場合はRyzen選んどいたほうが幸せになるんじゃないかなとは思います。

ぼくは冷静に考えて、ゲーマーではあるものの、そこまで重量級のゲームは滅多にやらないと気が付いたので、Core i5 10400Fとそこそこのグラボで十分満足でございます。

しつこいようですが、マザボ選びだけは失敗したので、機会があれば買い替えたい…!

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