3D版factorioとも言われるSatisfactoryが面白すぎて連日寝不足
先日の記事「Epic GamesでRebel Galaxyが無料配布中!6月27日まで限定!」でもチラっと書いたとおり、Satisfactoryというゲームを購入したのですがこれヤバイですよ。時間が溶ける溶ける。
Satisfactoryとは
Coffee Stain Studiosが開発中で2019年3月20日にアーリーアクセスが開始されたばかりの工場建築(惑星開拓)ゲームです。アーリーアクセス開始3ヶ月で既に50万本以上売り上げたというのだからその人気っぷりを伺い知ることが出来るでしょう。
factorioを知っている方にはfactorioの3D版と言ったほうがてっとり早いかな。
惑星に降り立ち→ポッドを分解し→鉱石を手掘りし→採掘機と溶鉱炉を開発し→ベルトコンベアを開発し→自動化する。まんまfactorioですね…w
また、「ティア」と呼ばれるクエストと呼べば良いのか、ステージと呼べば良いのか、いくつかの開発段階が用意されており、必要な素材を集めて組み立てて一定数納品することにより、次の段階へと進み、作れるモノが増えていく、という仕組み。このへんもまたfactorioのテクノロジー研究に近いものがあります。
ちなみにCoffee Stain Studiosはあの伝説の(?)バカゲー…いやヤギゲー「Goat Simulator」を開発したところです。こっちのほうが有名ですかね。
なにしろPCだけではなくPS3/4やXboxのみならずAndroid版もあるようですし、その売上本数は2015年時点で250万本を突破し、売上金額は13億円を超えているそうです。
そんなバカゲー…いや失礼、ヤギゲーを開発したCoffee Stain Studiosの開発者は「次はもっと知的なゲームを作るよ」と語っていたのですが、それがまさか工場経営FPSであるSatisfactoryだったとは…。
Satisfactoryは日本語に(一応)対応
けっこういろいろな言語に対応しており、その中にはJapaneseも含まれています。
アーリーアクセスにありがちですが、翻訳は完全ではなく、ちょいちょい未翻訳の文章が出てきますし、字幕のないオープニングあたりは正直何言ってんのかよくわかりません。
このへんは追々対応してくれることでしょう。
Satisfactoryの序盤解説
あーだこーだと個人的な感想を書くよりも序盤の流れを見てもらったほうがわかりやすいと思い、新規ゲームを作ってスクリーンショットを撮ってきました。
新しいゲームの作成では3つのエリアから選択する
Satisfactoryで降り立つ惑星は現時点では1種類のみなのですが、降り立つエリアを選ぶことが出来ます。左から草原、ROCKY DESERT、北の森。
草原は広大で平坦な環境であり、バイオマス(燃料)が豊富だけれど、点在しているので設備と設備の間隔が広くなりがち。
ROCKY DESERTは中程度の広さで海に面しており、ほぼ平坦で資源の間隔のバランスは良いけれど、バイオマスは限られている。
北の森は狭い山地エリアで設備の建設は困難だけれど、バイオマスを大いに活用可能。
…というような特徴があるようです。ぼくはまだ草原エリアしかまともにプレイしたことがありませんが、あくまでスタートエリアなので、探索を続ければいずれROCKY DESERTや北の森を発見できるのではないかなーと思っています。
また、SSの右下にSESSION TYPEとありますが、[Private]を選ぶとソロプレイ用になり、[Friends Only]を選ぶとフレンドの参加が可能になります。(こちらからフレンドを招待することも可能)
SESSION TYPEはゲームを開始した後でもオプションからいつでも変更可能なので難しく考える必要はないです。
Satisfactoryのオープニング
Satisfactoryを開始すると主人公が着陸用のポッドに登場しているシーンからはじまります。
そして画面の上からモニターが降りてきて、これからどんなことが出来るのかを解説してくれるのですが、英語音声なので正直何言ってるのかよくわかりませんw でも、イラスト付きで解説してくれるので伝えたいことは何となくわかるかと。
建築、探索、採取、自動化、といったことが出来るよ、と解説しているようです。
惑星に到着
見慣れない植物や巨大生物があり、地球ではない惑星に来たんだ、という感じがたまりません。
降下ポッドを分解してザッパーを装備
降下ポッドから出ると、さっそくポッドを分解しろ、と指示されます。factorio経験者的にはデジャブですね。
Fキーを押すと分解モードになるので、ポッドをクリックすればサクっと分解完了。
お次はゼノ・ザッパーを装備しろ、とのこと。
翻訳できていない部分がありますが、
- Press TAB to open your inventory
タブを押してインベントリを開く - Drag and drop equipment to your hand-slot to euip
手のスロットに装備品をドラッグ&ドロップして装備する
ということなので、TABキーを押します。
インベントリはちゃんと訳されてるのねw
ゼノ・ザッパーのアイコンをドラッグ&ドロップで右画面の[HANDS]へ持っていけばOK。
アイテムの説明欄に「電気ショックを与える、護身用の近接武器」とあるとおり、これはスタンガンみたいな武器です。
序盤はそのへんに敵対する生物がゴロゴロいて、これがワリと強いので、装備を忘れるとあっというまに死亡&リスポーンするハメになります。
鉄鉱石を探しに旅立つ
お次は「鉄鉱石を見つけましょう」と言われるので、Cキーを押して探知スキャナーを起動し、鉄鉱石の場所を探します。
親切にも鉄鉱石の方向、距離までわかるので一番近いところへ向かえば良いでしょう。
途中、採取できる草はがんがん拾う方向で。これらはバイオマスと呼ばれる燃料になり、オートメーション化では必須の材料だから、いくらあっても困りません。
草以外にもナッツやベリーといった食べ物を拾うこともあります。
主人公は謎の力で空腹にもなりませんし、寝る必要すら必要ない特殊生物(生物なのか?)ですが、体力を回復するためには食べ物が必要です。
敵性生物からの攻撃はもちろんのこと、高所からの落下でもダメージを受けるため、食べ物を見かけたらいくつか確保しとくと良いでしょう。
たぶん、鉄鉱石を見つけるまでに1匹くらいは敵性生物に出会うと思います。こういうイノシシみたいなやつとか。
こいつは見た目どおり突進してくるので、落ち着いてスタンガン…じゃなかった…ゼノ・ザッパーで突き!突き!突き!です。
倒すと「異星生物甲殻」を落としますが、こいつもバイオマスの燃料として燃やせるので拾っておきましょう。
鉄鉱石を見つけたらEキーの長押しで掘ることができます。
鉄鉱石を見つけるとHUBを建てろ、と言われ「注意:この目的を達成すると、降下ポッドからサルベージした資材が消費されます」などと警告されるため、ちょっとドキリとしますが、HUBは何度でも建て直しできるので特に気にする必要はありません。
鉄鉱石の鉱床の上にある岩を掘り続けるとこのように破壊することが出来ます。この飛び出ている岩を破壊しても鉄鉱石が掘れなくなることはないし、むしろ岩があると施設が建てられなくて邪魔なので積極的に壊してしまいましょう。
HUBを建ててマイルストーンを設定する
HUBと呼ばれる工場の中心地を建設するように言われるので、Qキーを押してHUBを選びます。
HUBは平らなところならどこにでも建てられるので、好きなところに建てて構いません。先述したとおり、いつでもFキーで分解できるし、このゲームは分解した素材はまるっと全部戻ってくる仕様なので、またすぐに建てられます。
HUBを建築すると、HUBターミナルというものが使えるようになります。
HUBターミナルを開くとこのようにティアと呼ばれるグループと、HUBアップグレード1~5を選ぶことが出来るようになっているのですが、最初はティア0しか選べません。
HUBをアップグレードして、作れるものを増やしていくと徐々に開放されていくわけですね。こういうプチプチをつぶしていくような間隔、好きな人にはたまらないと思います。ぼくは大好きです(*´﹃`*)
序盤の流れはだいたいこんな感じですかね。
Satisfactoryの自動化
最初は鉱石を手で掘っていた主人公ですが、HUBを建築し、ポータブル採掘機などを作れるようになるとどんどんと自動化できることが増えて行きます。
鉱床に採掘機を建築してベルトコンベアで鉄鉱石を運んだり。
そのベルトコンベアを溶鉱炉に接続して、鉄のインゴットを自動的に作成したり。
鉄のインゴットを製作機で加工して鉄のロッドを作ったり。
2つの製作機で作った鉄板とネジという2つの素材を組立機に入れて、また別の生成物を作ったり。
そして出来上がったモノを軌道エレベーターに詰め込んで納品したりするわけです。
こうして要求されるものをどんどん作って納品することで、更に作れるモノが増えていく、という流れ。
こんな感じで連日深夜までプレイしてしまってティア4まで開放した状況ですが、まだまだ先は長そうです。
アーリーアクセスだとティア6まで開放されているのかな?
現時点でも全然効率の良い流れになっていないので、ベッドに入ってからも、あぁあのベルトコンベアはあそこで分岐したほうが効率が…いや電力確保が必要だから…むにゃむにゃ…と頭の中がSatisfactoryのことでいっぱい!
時間の溶けっぷりはfactorioに勝るとも劣らないですぞ…。
まとめ
- 3D版factorioとも言われる工場経営FPSが2019年3月20日にアーリーアクセス開始
- アーリー開始からわずか3ヶ月で50万本以上売れているらしい。
- 開発元は”あの”ゴートシミュレーターを作ったCoffee Stain Studios。実績も十分あるのでアーリー抜けがなかなか出来ない、なんてことはないだろう。
- 現時点だとティア6まで開放? 翻訳も一部不完全な部分も散見されるものの、十分遊べるレベルなので、興味のある人はアーリー価格(3,380円)で買えるうちに買っておいたほうが良いかも。
- 少なくともfactorioにハマった人は間違いなく買い。個人的にはASTRONEERにハマった人にもオススメできる作品だと思ってる。
といったところでしょうか。
あぁ、あと、今のところマルチプレイはフレンドオンリーだけれど、Satisfactoryのロードマップによるとサーバーを立ち上げる予定もあるそうだから、野良マルチの可能性もあるのかな? ほかの人がどんな工場を作っているのか見学できると楽しそうだよね。
https://www.satisfactorygame.com/roadmap
工場シムといえば工場シムなのだけれど、3Dで再現されていることで、高低差を考える楽しさもあるし、トラクターやバギーといった乗り物を乗り回すのも3Dだと臨場感があって楽しいです。
ぼくはまだ開放できてないけど、ジェットパックで空を飛べるという話も聞くし、わくわくが止まりませんね。
いかん、こんな記事書いてるより早いとこ続きをプレイしたくなってきた。
いざ、惑星開拓の世界へ!((((((((((っ・ω・)っ ブーン