1クリックでタイトルとURLがコピーできるSimple URL Copyが便利
スマホではどんなブラウザでも[共有]→[メール]の2タップで、今見ているページを共有することが当たり前のように出来ます。
Windows版のEdgeではこの[共有]機能が付きましたが、いまだにChromeでは見当たりません。
ごろ寝タブレットとしてAndroidを多く使ってきましたが、最近は使い慣れたWindowsアプリがそのまま使える便利さからWindowsタブレット(特に2in1が便利)を活用する場面も増えてきたため、余計にこの[共有]ボタンがないことが気になっていました。
URLだけメールしても良いんですけど、件名なしでURLだけ貼られたメールなんて普通のITリテラシーを持っていればクリックしませんよね…。
Chromeの拡張機能で[共有]が実現できた
きっとページタイトルとURLをコピーするChrome拡張機能くらい探せばあるのだろうなぁと考えたことはあります。
でも既にHTMLチェッカーとかOneNoteとか、便利に使っている拡張機能は入れているし、あまり肥大化させるのもなぁ…そのうちChromeの標準機能で付くだろー…と長らくこの不便さを我慢していたのですが、たまたま今日読んでいたGIGAZINEの記事で、Simple URL CopyというChrome拡張を知りました。
https://gigazine.net/news/1urlchromesimple_url_copy/
Simple URL Copyを入れてみようと思ったきっかけ
たぶん、ただGIGAZINEで見かけただけなら、そのままスルーしていたと思うのです。でも、
- 開発者が日本人であること
- Amazonに対応していること
という二点でグッと興味を惹かれました。
いやー別に愛国心が高いわけじゃありませが、Chrome拡張とかオープンソース系って海外製のモノばかりですし、日本の開発者で、しかも開発の経緯とかブログで書かれているのを読むと俄然身近に感じるじゃないですか。
https://blog.ikedaosushi.com/entry/2019/02/25/012319
しかも、ブログ記事中にはこんな記述があります。
URLをコピーした際、日本語が自動でURLエンコードされて次のようになってイライラした経験がある方は多いのではないでしょうか?
わかる。
Amazonの商品はすべてASINコードで管理されているのだから、URLもそれだけで良いハズなのに、SEO対策のためにURLへ製品名を仕込むものだから、URLが長いこと長いこと。特に日本語の製品名の場合、URLエンコードされて「%」だらけになって非常にわずらわしい。
最近、TwitterなどのSNSではURLを貼った際にカード形式(サムネイルっぽいアレ)にしてくれるおかげで長いURLのウザさは軽減されてきましたが、いまだにメールでのやりとりが多く、時代についていけてないぼくのようなおっさんにはURLが短いことは大事なのです。
まぁAmazonアソシエイトをやっているなら、短縮URLにするのも手なのですが、それはそれで「え、なんでこの人短縮URL使ってるの…」と警戒されることもあるので悩ましい。
Simple URL Copyを導入してみた
というわけで、AmazonのURLをシンプルにする機能にも興味があったし、さっそくSimple URL Copyを入れてみることにしました。Chrome拡張なので手順は至って簡単。
- chromeウェブストアにあるSimple URL Copyを開く
https://chrome.google.com/webstore/detail/simple-url-copy/cefkgjbbpagcilodnhboolbppdjlplip - [Chromeに追加]ボタンをクリック
以上。
…とゆか、ChromeウェブストアのURLも大概長いですね…。
Simple URL Copyの使い方
使い方も何もアイコンクリックするだけですが、するとこんな画面が開きます。
この時点で既にクリップボードにタイトルとURLが入っているので、メールなりSNSなり、好きなところに貼り付ければOK。
また、[Title URL]をクリックするとタイトルとURLの間に空白を1文字入れた状態でコピーされますし、
Title
URL
と縦に並んだボタンをクリックするとタイトルとURLの間に改行を入れてくれます。
ただ、なぜかこの設定を記憶してくれず、毎回初期値は空白区切りになるのが気になりますね。まぁ1クリックなので良いですケド。
Amazonについては設定不要
何かAmazon用の設定が必要なのかなーと想像していましたが、何ら変更する必要はなく、Amazonのページを開いているときにポチっとSimple URL CopyのアイコンをクリックするとシンプルなURLに変換してくれました。
なにげにタイトルとURLをコピーしてくれる機能よりも、このAmazon URLが短くなる機能のほうが嬉しいかも知れない。そのくらいあの長ったらしいURLがストレスだったんだなぁ…とあらためて気づかせてもらいました。
Ctrl+Shift+Cのショートカットは効かない
うちの環境だけじゃないと思うんだけど、ChromeでCtrl+Shift+Cを押すとデベロッパーツールが起動します。このデベロッパーツールを無効にすればCtrl+Shift+CでSimple URL Copyを起動できるようになるのでしょうけど、レジストリをいじらないといけないので、ちょっとイヤ。
しかし、もともとChromeには拡張機能へショートカットキーを割り当てる機能があります。
[Chromeメニュー]→[その他のツール]→[拡張機能]で拡張機能の画面を開いた後、左上のメニューから[ショートカットキー]を選ぶとこんな設定画面が出てきます。
ここでとりあえず、Simple URL Copyの起動にAlt+Cを割り当ててみたところ、問題なく動作しました。
うちではどちらかというとWindowsタブレットでの需要が高そうなので、キーボードショートカットキーとかあまり使わないとは思うんですけどね。
まとめ
- ChromeでURLとタイトルをコピペするにはSimple URL Copyが便利
- Simple URL CopyではついでにAmazonのURLも短くしてくれるぞ
というわけで、個人的には主に二番目の機能が思いのほか便利だったので、ありがたく活用させていただこうと思います。
便利な拡張機能を作ってくれてありがとうっ!