タブレットを持ちやすくするのはTPUでもリングでもなくタブレットバンドだと思う
寝る前にタブレットPCでWebを閲覧したり電子書籍を読みながら眠気が訪れるのを待つ、という人も多いと思うのですが、最近のタブレットPCって裏面がツルツルしていて下手な持ち方をすると顔面に落っこちてきませんか?
せっかくウトウトしかけていたのにあまりの痛さに目が覚める…みたいな。けっこうあるあるネタだと思うんですよ。
タブレットPCが滑らないようにTPUケースを使ったり、10インチを諦めて8インチにサイズダウンしたり、スマホリングで固定してみたり、いろいろ試しましたが、現時点で最高なのはタブレットバンドだと思います。
こういうの。
タブレットは年々持ちづらくなる
怪しげなガジェットが好きなぼくは過去に有名、無名合わせて何十枚ものAndroidタブレットを購入してきているのですが、最近は中国メーカーの製品ですらベゼルが細く、スタイリッシュになり、それにともなって持ちづらくなってきています。
ほら、画面部分を持つわけにもいかないから、ほっそいベゼルをつまむように持たなきゃいけないわけで、コレがけっこうストレスなんですよね。
寝転びながら電子書籍を読むときなど、人差し指と親指をL字にして支えるわけですが、これが滑ること滑ること。
スタイリッシュなのは大事ですけど、もう少し持ちやすいようには出来ないものでしょうか。
TPUケースは黄ばむし、重い
TPUケースを付けることでグリップ力を確保し、指をL字にした状態でも多少持ちやすくすることは出来ます。
最近のタブレットは背面もきれいなので、せっかくだから透明のものを、とこういうTPUケースを選びがちなのですが、これけっこうすぐに黄ばむんですよねえ。
背面にこだわりがないのなら、こちらの少し色がついたTPUケースのほうが長持ちします。
ただ、これらのケース、モノによって多少違いますが、8インチタブレット用のでおよそ80~90gくらいの重さがあります。10インチに至っては100gを超えることも。
大したことないと思われる方もいるかもですが、タブレットPCを買うときに重量って気にしませんか。
ぼくはすごく気にします。
例えば7インチタブレットなら250g前後、8インチタブレットなら300g前後を目安にしていて、8.4インチなら340gくらいがギリ許容範囲とか、けっこう細かく見ています。
それがたったひとつのケースで80gも重量UPしてしまうんです。これはつらい。
バンカーリングは長時間使っていると指が痛い
そこで、スマホで使っていたバンカーリングなら軽量だし、黄ばみとは無縁なのでタブレットでもどうかなと使ってみました。
普通のバンカーリングだと指に食い込んで痛いのはわかりきっていたので、こういうゴムが付いているタイプも試してみたのですが、やっぱりこれも結局痛いw
スマホの150~200gくらいの重量ならそこまで気にならないのですが、300g超えてくると厳しいですね。指の痛さが気になって読書に集中できませんでした。
現在の本命はタブレットバンド
それで、冒頭に紹介したタブレットバンドの登場です。
あまり期待せずに購入したのですが、これ使い心地は素晴らしいですよ。リングのように指を1本だけ入れるなんてケチくさいことは言いません。4本丸々、やろうと思えば親指まで含めて手の平全体をゴムバンドの中に入れることが出来ます。
この状態でのフィット感はスゴ素晴らしく、手の延長線上にタブレットが合体したかのような一体感。読書用として、これ以上の使い心地は考えられないなと思いました。
ただ、一点、これはもう構造上仕方ないのかも知れませんが、ゴムが…伸びます…。
8.4インチタブレットで半年使った結果がこちら。
ゴムが波打ってしまっているのがわかりますかね?
使い心地は全然変わらないんですよ。
あいかわらず快適に使えています。
でも、すっごく、す~っごく見た目が悪い。
これだけがネックなんですよねえ。
そこさえ我慢できるなら、タブレットバンド、とってもオススメです。
ちなみに、ぼくはタブレットに直接ベタっと貼り付けてしまいましたが、粘着力が強いので、剥がすのがけっこう大変で少し後悔しました。重さが気にならないなら、薄型のケースを付けた上から貼り付けると良いかも知れません。
ぼくはケースの重量すら気になるので、タブレットバンドに元から付いてた粘着テープをバリバリっと剥がし、もっと粘着力の弱い、百円ショップで売っている「貼ってはがせる両面テープ」に貼り替えました。これだとほとんど本体を傷つけずに貼り替えが可能です。
劣化しないなら、もう一生そのまま付いててもらっても構わないんですけど、ゴムバンドは伸びちゃいますからねえ。
更に長持ちするゴムバンドタイプのタブレットホルダーがないか、今現在も物色中です。