真冬の寒い季節はシンサレート布団とニトリのNウォームが最高に暖かい
12月初旬頃は冬だっていうのにずいぶん暖かいなぁなどと呑気に思っていたものですが、中旬以降、急激に寒くなりましたねえ。 こうなってくると活躍するのが我が家のシンサレート掛け布団。
Amazonだといつ買ったのかすぐわかるのが便利ですね。
「お客様は、2014/12/1にこの商品を注文しました。」とあります。
けっこう最近買ったものの気がしていましたが、もう5年も愛用しているとはちょっと驚きです。それだけ自分にとって当たり前の存在になっているのかも知れません。
シンサレートとは
3Mが「暖かくて、厚くない」をコンセプトに開発した化学繊維で、主にウィンタースポーツ用のスポーツウェア、手袋、ブーツなどに使われている素材です。数年前から布団の素材として注目されはじめたため、最近の素材のように思われがちですが、実際はけっこう古く、1960年代から活躍しているそうですよ。
同じ厚みであれば従来の中綿と比較して約2倍の断熱効果があり、吸水性が1%以下なので濡れてもすぐ乾くとか。もうこれ完全に布団向きじゃんって話ですよ。
ちなみにThin(薄い)+Insulate(断熱する)を合わせてシンサレートというネーミングになったようです。
↓参考までに3Mのページ。
https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/thinsulate-jp/
シンサレートの布団だからといって羽毛より暖かいとは限らない
3Mといえば技術力の高い安心できる大企業ですし、シンサレートという素材自体の断熱性や性能に疑うところはありません。
しかし、販売しているお店の煽るような過剰宣伝で、実際よりも大袈裟に宣伝され過ぎていた感も否めません。
ぼくがシンサレート布団を購入した5年前は「羽毛の3倍暖かい!」ことばかり宣伝されており、実際に買った人からはそこまで暖かくない… 羽毛のほうが暖かい… というレビューも多く見受けられました。 それもそのはず、「同じ厚さで比べたら羽毛より○倍暖かい」のであって、宣伝過剰なお店で売っているシンサレート布団は羽毛布団より薄いんだもの。
実際問題として、ぼくも1~2万円といった安価で売られている羽毛布団を使っていたことがありますが、暖かさだけを比べるならシンサレートより羽毛のほうが暖かいと感じました。
じゃあシンサレート布団のメリットは何なのか
ずばり、洗えること。
これに尽きると思います。
このことを知人に話したら羽毛だって洗えるのあるじゃん、と言われたことがありますが、いやいやそれって羽毛”入り”布団の話ですよね。そういうなんちゃって羽毛布団ってよく見るとポリエステル9割 羽毛が1割とかだったりで全然暖かくありません。
また別の知人は洗えないって書いてあっても洗って大丈夫だよ、とか恐ろしいことを言います。実際に手洗いした羽毛布団を見せてもらったらクタクタにヘタっているし、断熱性能は落ちまくり。
そもそも、羽毛布団を手洗いするのが面倒くさいんですよね。羽毛布団はめちゃめちゃ分厚いですから洗濯機には入らないし、ぎりぎり入ったとしてもそのまま回したら洗濯機を壊してしまいそうです。ですから、湯船にお湯を張って踏み洗いしたりするわけですが、その後の乾燥が大変。一見乾いたように見えても奥の方はまだ湿っていたりして、そのまま使おうものなら内部はカビだらけです。
…なんかすごい羽毛布団をディスっているようですが、ぼくも羽毛布団は好きだし、できればあの暖かな羽毛布団を使いたいんです。でも、年中鼻炎に悩まされているぼくとしては毎週最低でもカバーリングは洗うし、月1回は布団も丸洗いしたい。しかしそれは羽毛だとけっこう辛いわけです。
なので、泣く泣くあまり暖かくないポリエステル綿の掛け布団を使っていたのですが、数年前にシンサレート素材というのを知って飛びついたわけですね。
実際シンサレートの掛け布団は暖かいのか
ポリエステル綿の掛け布団と比べたら雲泥の差です。めっちゃ暖かい。
但し、比べる対象が羽毛布団だとそこまで大差ないどころか、ぼくが購入した5000円くらいのシンサレート布団だと羽毛には負けるくらいです。でも、薄い。すごく薄いです。
だから5.5kgの洗濯機で丸洗いできちゃうんです。もうね、毎度のことなので手軽に洗えるのは本当に大事ですよ。
洗濯機については20万近くしたドラム式洗濯機がかなりお気に入りで、乾燥もふんわりと仕上がって良かったのですが、壊れてしまいました。同居人が無理やり羽毛布団を洗ったせいじゃないかと疑っているのですが、まぁそれは置いておくとしてw
急遽間に合わせでシャープの洗濯機(5.5kg)に買い換えたのですが、シンサレートの掛け布団ならこれでも丸洗い出来るので結局この洗濯機を使い続けています。
暖かさを求めるならニトリのNウォームがオススメ
シンサレートは羽毛布団よりも薄くて、そこそこ暖かい。でもそれだけじゃ真冬を越すには辛い。
そんなときに出会ったのがニトリのNウォームです。
要するにもふもふな掛け布団&敷布団カバーなんですけど、上下共にもふもふに包まれると肌触りは良いし、めちゃめちゃ暖かいしで、とっても幸せです。これも4年くらい使い続けていて、これからも使い続けるのは間違いないですね。
ぼくはこのNウォームだけでも、初冬くらいだと汗をかくほどに暖まるので十分だと思っていますが、最近Nウォームスーパーというのも出たようで少し気になっています。
これ以上暖かくなっても困る気もするけれど、新しい技術ってわくわくするし…、もう少しヘタってくれたら買い換える理由になるのですが、4年使い続けても全然ヘタってないんですよねえ。ありがたいことなんですけどw
まとめ
- シンサレート布団は”同じ厚さの”ポリエステル綿より2倍暖かい
- 暖かさだけを求めるなら羽毛布団のほうがおすすめ
- 洗濯機で丸洗いできてそこそこ暖かい布団を求めているならシンサレートがおすすめ
- シンサレートで暖かさが足りないならニトリのNウォームカバーでもふもふが良い
といったところでしょうか。 ぼくと同じように布団を洗濯機で丸洗いしたい人にはシンサレートの掛け布団おすすめですよ。