IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
当サイトの記事にはアフィリエイト広告のリンクが含まれる場合があります

高速なM.2 SSD(3500MB/s) が店頭販売で6,980円~とか安すぎる

昨年の10月に「M.2 SSDが早すぎてぶったまげた」という記事をアップしてから、はや4ヶ月。

既存の(SATAの)SSDは十分に安くなっているし、ましてやM.2 SSDはそう簡単に値下がりしないだろうと思っていましたが…

Read 3,500MB/s Write 2,800MB/sのちょっぱやNVMe SSDが(256GBとはいえ)7,980円ですよ。

しかも秋葉原の店頭販売(※)だと6,980円で売っているお店もあるとか。まじかー。

※店頭販売情報
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1171781.html

NVMeとは

NVM (Non-Volatile Memory) Expressのことで、SATAより高速なPCI Expressを通して通信するタイプのSSDのことをNVMe SSDと言います。
(Non-Volatile=不揮発性)

一般的にはPCI Expressに付けるよりも、M.2スロットを使うことが多いため、要するにM.2 SSDのことなのですが、M2スロットに挿さるSATA SSDも存在するのでちょっとややこしいですね。

まぁ最近はRead/Writeの値を明記して販売されていることが多いため、間違えて購入することは稀でしょう。
(SATAタイプのSSDはRead/Writeが500MB/s以下なので表記されていればすぐわかる)

我が家のM.2 SSDの場合

うちのWestern Digital製のM.2 SSDは2万円以上した気がするけどなぁ、と思って注文履歴をひっくり返してみたら、たしかに23,191円でした。

でも、購入日が2018年6月になっていますね。記事をUPしてからは4ヶ月だけど、そうか、買ってからは8ヶ月ほど経っていたようです。それに256GBではなく500GBですし、それほど値下がりは………

おんぎゃー!! 15,700円に値下がりしてるゥ…!!

えー、まじかー…。

トランセンドのM.2 SSDの場合

先ほど、通販で7,980円、店頭販売で6,980円と紹介したM.2 SSDはトランセンドのTS256GMTE220Sなのですが、同シリーズには512GBと1TBのモデルもあります。

価格コムで最安値を調べてみるとそれぞれ下記のとおり。

■Transcend M.2 SSD 512GB (TS512GMTE220S) ... 最安値 11,980円
https://kakaku.com/item/K0001127531/

■Transcend M.2 SSD 1TB (TS1TMTE220S) ... 最安値 19,800円 https://kakaku.com/item/K0001125540/

コンピューター関連は進化の速度が速いので、手持ちの機器が陳腐化したり値下がりするのは当然ではありますが… そうかぁ… 8ヶ月でここまで下がるかぁ(;´Д`)

1TBあれば手持ちのsteamのゲーム全部インストールしても余裕だなぁ…

M.2 SSDはM.2スロットがないPCでも使える

M.2 SSDはマザーボードにM.2スロットがないと使えないと思っている人も多いようですが、PCI Expressの変換カードを使えば普通に装着可能です。
(ぼくはそのことを知らずにM/B、CPU、メモリの全てを買い替えたので、なかなかの出費になりました…)

そもそもM.2 SSDはその高速な処理能力のせいでとても熱くなりやすいためマザーボードから離しておいたほうが良いくらいなんですよね。

実際、M.2 SSDの温度が70度を超えると熱暴走を抑えるために性能を低下させるサーマルスロットリングと呼ばれる仕組みが働きます。そうすると当然パフォーマンスは低下するため、熱を上げないようにM.2 SSDを購入するときはヒートシンクもセットで買うことが多いです。

簡易的なものだとM.2 SSDの表面に両面テープで放熱板を付けるだけなのですが、マザーボード周辺はごちゃごちゃしているので、ほかのパーツと干渉したりしてヒートシンクが付けづらいのです。

そこで、ヒートシンクを搭載したM.2 SSDをPCIeカードに変換するパーツが登場。

↓こういうの。

これけっこう評判良くてですね。かなりの冷却性能な上、マザーボード直挿しのときと比べてもベンチマークの差がほとんどないようなのです。
(実物は持っていないので、あくまで雑誌等の検証結果を見る限りの話)

なので、マザーボードにM.2スロットがなかったとしても、こういうPCIe変換も冷却もできちゃう一石二鳥なパーツを使うというのも手ですよ。

うちはこのカードの存在を知らずに買ったので放熱板を付けていますが、中が狭くてギッチギチだったので、むしろ風のとおりが悪くなるのではないか…と戦々恐々としたものです。

とりあえず高負荷時でも60度を超えることはないため、そのまま使っていますが、夏がくる前にこのカードタイプに変更しようかなぁと現在悩み中なくらい。

まとめ

今日、唐突にAKIBA PC HotlineのニュースでTranscendのM.2 SSDが6,980円(256GB)で店頭販売されていると知って、驚きとともに勢いで記事を書いてしまいました。

でも、まだM.2 SSDを導入していない人にとってはこの値下がりは朗報じゃないかな。

↓これはうちのWD Black (M.2 SSD 500GB) のベンチマーク結果ですが、Transcendも公称値どおりなら似たような速度が出るハズ。

WDS500G2X0CのCrystalDiskMark

M.2 SSD導入前でも、比較的高速なSSDを使っており、500MB/s近く出ていましたが、M.2 SSDに変えたときは感動しました。

例えばOSの起動速度やゲームのロード画面が数値どおり7倍速くなるか、と言われるとそんなことはありません。

ディスクアクセスの速度は間違いなく7倍早くなりますが、ロード中でもそれ以外の処理をしていることのほうが多いですしね。

でも、体感レベルの感想ですが、ロードの長いゲームはロード時間が半分以下になったりしますし、重いアプリ(うちだとGIMPとかInkScapeあたり)の起動時間が目に見えて早くなりました。もうメインPCをSATAのSSDに戻すことは出来ないですね…。

そんなわけで、まだ導入してない方はM.2 SSD、おすすめですよっ!

関連記事

タブレットにとって最適な縦横比を考える

スマホがどんどん大型化している影響か、タブレットPCの需要が減ったのか、逆にタブレットPCの寿命が長すぎるのか、理由は定かではありませんが、タブレットPCって新製品が少ないなぁと感じます。 「そ

Windowsのバックアップはrobocopyが簡単便利で早い

以前の記事「既定のアプリが変更できないのはKBの不具合だった」でサラっと触れましたが、ぼくは毎日robocopyコマンドでデータのバックアップを取っています。 バックアップをしない人の特徴とか言

コメント

新しいコメントを投稿する

[新規投稿]
 
TOP