UMIDIGI F1 Playがアップデートして20190515-1916に
…なったのだけれど、なぜか標準カメラアプリからRAW現像がなくなったので、カメラ用途的にはダウングレードかも知れません。
Wifi関連の不具合修正が入っているので、そのへんで悩んでいた人には朗報なのかもだけど。
F1 Playのワイヤレスアップデート
Androidの[設定]→[システム]→[詳細設定]→[端末情報]→[ワイヤレスアップデート]というけっこう深い位置にOTA(Over The Air)アップデートのメニューがあります。
ここで[最新バージョンのファイルがあるか確認します]をタップすると最新のファームウェアにアップデートできます。
バージョン番号が UMIDIGI_F1_V1.0_20190124_20190515-1916 となっているので、恐らく2019年5月15日付けで配信開始されたアップデートなのでしょうね。
ぼくの場合は16日の朝に突然アップデートがかかって端末が再起動しました。
これ、気が付かないと再起動後のパスワード入力画面で止まるので、IP電話のアプリとかアラームが動かないんですよねー。設定でオフにできるのかしら。
F1 Play 20190515のアップデート内容
F1 Play 20190515 のアップデート内容はつい先程(日本時間2019年5月16日21時30分)フォーラムにアップされました。
https://community.umidigi.com/forum.php?mod=viewthread&tid=18736&extra=page%3D1
ぼくのテキトー訳はこちら。Google翻訳したほうがマシかも。
- 指紋認証のロック解除バグを修正
- ステータスバーの表示に関する問題を修正
- 日本のWifiスポットチャンネルの不具合を修正
- カメラドライバーとエフェクトの更新と改善
- 背面カメラの最大ズームを10倍に設定
- デフォルトランチャーのアニメーション速度を0.5倍に変更
- 第二世代デバイス用の新しいスクリーンドライバーを追加
(訳注:for second gen devices?第二世代ってなんだ?)
F1 Play 20190515で標準カメラを使ってみる
20190515へアップデートしたは良いものの、標準カメラのUIには変更点が見当たらなかったため、とりあえずパシャリ。
いつものクマさんですが、実際に目で見るよりもわずかに暗いんですよねー。しかし、標準カメラだとアップデート後も露出補正は+1.0単位でしか変更できず、露出を上げると次のとおり。まぶしっ!
ここまで明るくしなくてもええねん。
次にオートフォーカスのテスト。これもあいかわらずダメですねー。
先々週くらいに投稿した「UMIDIGI F1 Playのカメラ性能のレビューとか(作例あり)」でも書きましたが、このカメラはなかなかピントがあわない。
でも、この数週間使ってきてわかったことがあります。
F1 Playのカメラは中央以外のオートフォーカスが超絶苦手。
かといってマニュアルフォーカスしようにもその機能が見当たりません。
あんまりネガティブなこと書きたくありませんが、標準カメラアプリに関しては正直ウンコでしょこれ…。
かつてはRAW現像という強みがあった
そんなウンコアプリの標準カメラですが、20190515アップデートの前までなら、価値がありました。
そう、先週投稿した「UMIDIGI F1 Playの標準カメラで撮影した写真をRAW現像してみる」で紹介しましたが、設定メニューに RAW(.DNG) があったのです。
これが、20190515アップデート後にはこのとおり。RAWのラの字も見当たりません。
前のファームウェアでも手ブレ補正をONにするとRAW現像は選択できませんでした。それは良いです。しかし、20190515アップデート後は手ブレ補正をOFFにしてもRAWが選択できないのです。
これもう標準カメラアプリを使う理由がひとつもなくなりましたね。
F1 Play + Open Cameraでの作例
オートフォーカスはF1 Playのカメラドライバーを使っている影響か、Open Cameraでもダメダメです。中央以外にピントを置こうとするとなかなか合わないです。
ただ、中央ならAFが効くので、クマさんに向けてAFした後に、そのままカメラをズラしてこんなふうに撮影することが可能。
フォーカスロックとかAFロックっていうのかな?詳しくは知らんケド。
ともかく、こんな簡単なことが標準カメラではできない。画面の中央以外をタップして、タッチフォーカスしたあとカメラを動かすと強制的にまた中央に写っている被写体にフォーカスするんだもの。
Open Cameraならタッチフォーカスでピントを固定できるので、そのままカメラをズラすもヨシ、それが嫌ならマニュアルフォーカスのモードにしてもヨシ、です。
というわけで、まともにカメラを使いたいならF1 Playの標準カメラアプリは窓から投げ捨ててOpen Cameraを使いましょう。
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.sourceforge.opencamera&hl=ja
Open Cameraじゃデュアルレンズを活かしたステレオ撮影ができない…?
…知らん!
UMIDIGIの公式フォーラムで文句言っておけばいつか標準カメラがまともになるかも知れませんよ。
https://community.umidigi.com/forum.php?mod=viewthread&tid=18736&extra=page%3D1
余談
標準カメラアプリに関してはボロクソに言っているぼくですが、カメラはOpen Cameraを使っていますし、それ以外の部分、例えばディスプレイの美しさ、ベゼルレスの開放感、キビキビとした反応速度、縦長画面によるSNSの読みやすさ、ぼくの使い方なら3日くらい充電しなくても使える大容量バッテリー等々、気に入っている点を挙げはじめるとキリがないくらい気に入っています。
数日前に投稿した「SMARTalkが着信せずに留守電になってしまうのでZoiperを入れてみた」ではSMARTalkが不安定なため、バッテリー消費の激しいZoiperに変えたわけですが、5150mAhのおかげでびくともしません。
しかもSMARTalkよりZoiperのほうが全然音質良いし、遅延もほとんど感じられません。このまましばらく様子見て問題なさそうなら有料版(1000円くらい)買っちゃおうかなと本気で検討中です。
ちなみにバッテリーの使用感をざっくり言うと、夜寝る前に充電しようとバッテリーを見るとだいたい6~70%くらい残っている感じ。1日30%くらいしか使わない感じですね。
(IP電話にZoiper使用。あとはメールやTwitterがメインで、たまにYouTubeやtorne)
今日は地図アプリでがんがんスマホいじったなぁー!という日でも50%を切ることはない感じ。
それ以上使う人ってどんなだろ。学校とか職場で常に動画再生しているレベル? わからないけど。
ともあれ、大容量バッテリーなわりに192g程度の重さで、細身デザインのおかげで持っているときに重さもさほど感じないんですよね。
購入前はさんざん縦長スマホをボロクソに言っていたのに、今ではこの形状しか考えられないくらい。現金なものですw
やっぱ実際に体感してみないとなかなかわからないこともありますねー。