Windowsでファイル名を連番にするたぶん一番簡単な方法(アプリ不要)
ファイル名の後ろに連番を付けたくなることってありませんか。
特にブログなんかをやっていると商品レビュー用に撮った写真はファイル名の頭に年月日と型番を入れて後ろに連番を付けて整理したいと思いますし、アプリの操作解説などでもスクリーンショットを大量に撮るので、やっぱり連番が欲しくなります。
どれもが無題.jpgじゃワケわかんなくなりますし、記事に貼り付ける順番どおりに並んでいたほうが作業が楽な場合も多いです。
昨日投稿した「robocopyで世代管理しながら差分、増分バックアップをする方法」でもバックファイルのサンプルとして、test (1).docx、test (2).docx、test (3).docxといった連番ファイルを用意しましたが、そういえばエクスプローラーで連番リネーム出来ることを知らない人も意外と多いんだよなーと思い出しましたので今回記事にしました。
ファイル名の連番リネームはエクスプローラーだけでも出来る
サクっと操作方法を動画にしてみました。
■手順
- 連番化したいファイルがあるフォルダを開き、[すべて選択]をクリック(またはCtrl+A)
- [名前の変更]をクリック(または[F2])
- ファイル名を入力して[Enter]
知っている人は知っている方法ですが、意外と知らない人もいて、数十個もあるファイルを手作業でナンバリングしていたり、あるいは別途リネームのためだけにソフトを使っていたりします。
また、勘の良い人はお気づきかと思いますが、これは連番を付けるための機能というより、ファイル名の重複を防ぐためのエクスプローラーの機能です。
ほら、同じフォルダ内にあるファイルをコピー&貼り付け(Ctrl+C → Ctrl+V)するとファイル名の後ろに「- コピー」って付くじゃないですか。
その後、更にCtrl+Vを連続で押していくと、「ファイル名 - コピー (2)」「ファイル名 - コピー (3)」「ファイル名 - コピー (4)」っていう名前になりますよね。あの機能です。
なので、連番の書式は (1) (2) (3) といったカッコ付き以外は使えません。動画の最後でも試しに、「20190518_test_」と入力していますが、「20190518_test_ (1).jpg」というちょっとかっちょ悪いファイル名になってしまいます。
(アンダースコアの後ろに空白が1文字分入っている)
でもぶっちゃけ写真(画像)ならRalphaがオススメ
以前、「写真の一括リサイズならRalphaが品質・使い勝手共に最高だと思う」で紹介したフリーソフトですが、JPEGファイルならカメラで撮ったそのまま保管するよりも圧縮率やサイズを変更してパソコンへ保存することも多いでしょうし、ついでにファイル名の連番にも使えるのでRalpha使ったほうが便利なんじゃないかなって思います。
(PNGなら無劣化なのでなおのこと)
ファイル名生成規則を <yyyy><mm><dd>_<n2> のように指定すると年月日+二桁の連番で揃えてくれますし、カメラで撮影した写真なら、年月日部分には撮影日が入りますしね。そのほうが都合が良い場合もあるでしょう。
逆に撮影日にしたくない場合は 20190518_<n2> とすれば好きな年月日のファイル名にすることも出来ます。
別にRalphaの回し者ではありませんがw 長年愛用しているフリーソフトなので、あらためてオススメしてみました。
まとめ
- ファイル名に連番を付けたいだけならエクスプローラーのリネーム機能でも出来る
- 但し、番号は必ず (1) (2) (3) といったカッコ付きのモノになる
- 写真なら撮影日などをファイル名に出来るRalphaがオススメ。Exif情報の除去やリサイズも出来るしね。
いじょ。