Windowsの便利なショートカットキー
よくあるネタではあるのですが、考えてみたら、ぼくもTwitterで見かけてはじめて知ったショートカットキーとか普通にあるんですよね。
もしかしたらどこかの誰かのお役に立つかも知れない。
そんなわけで、軽くWindows 10のショートカットキーをまとめてみました。
ショートカットキー 有名どころ part1
まずは軽く、知らんやつはおらんだろ選手権(;´∀`)
Ctrl+C | コピー |
Ctrl+X | カット |
Ctrl+V | ペースト |
Ctrl+A | 全部選択 |
Ctrl+Fまたは[F3] | 検索 |
PrintScreen | 画面全体のスクリーンショット |
Alt+TAB | タスク切換え |
Alt+[F4] | 選択中のウィンドウを閉じる |
Shift+[Delete] | ゴミ箱に入れないで削除する |
ショートカットキー 有名どころ part2
Ctrl+Z | やりなおし! |
Ctrl+Y | と思ったけどやっぱなし! |
Alt+PrintScreen | アクティブウィンドウのスクリーンショット |
part1と一緒にしようかと思ったんですけど、Ctrl+Zの安藤(Undo)さんは有名でも、Ctrl+Yの里道(Redo)さんは意外と知らない人もいるかな?と。
ショートカットキー 覚えて損はない系
Win+Shift+S | 範囲指定スクリーンショット |
Win+L | スクリーンロック |
Win+P | マルチモニタの切り替え |
PrintScreenでのスクリーンショットは知っていてもWin+Shift+Sで範囲指定できるとは知らなかった人も多いはず。少なくともぼくはTwitterで見かけるまで知らなくて、これを知ってからはありがたく使いまくっております。
Win+LのスクリーンロックもIT業界なら普通に有名で、席を立つときにサっとPCをロックしていくんだけど、別の業界の人はあんまり知らなかったりするかなって思った。Ctrl+Alt+Delしてからロックするのがクセになってる人もいるかな?
マルチモニタの切り替えについては、PC/PS4/Switchとか複数の本体を複数のマルチモニタにつなげているときに大変お世話になりました。マルチモニタ環境の人は覚えておいて損なし。
Win+Pのモニタ切り替えが便利な具体例
例えば、- PCのDisplayPort1 → メインモニタ
- PCのDisplayPort2 → サブモニタ
- PS4のHDMI → メインモニタ
こんなふうに繋がっている環境があったとして、PCとPS4をそれぞれ別々に使うなら特に問題はないと思います。
でも、同時に使いたいとなった場合、メインモニタにPS4が映り、サブモニタにはPCの拡張デスクトップのみが映ることになります。メイン/サブの両方にタスクバーを表示しているのなら、まぁ使えないこともないですが、起動するソフトによっては強制的にメインモニタ側を使ったりするので、ふとした拍子にモニタ切り替えをしなければならず不便です。
そこでWin+Pのショートカットの出番なのですよ。Win+Pを押すと「PC画面のみ」「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」を選ぶダイアログが出るので、そこで「セカンドスクリーンのみ」を選べばPCはサブモニタに、PS4はメインモニタに、というのが1発で……というと語弊がありますが、Win+P&カーソル移動の2ステップで実現できるのです。
贅沢を言えばセカンドスクリーンに即切り替えられるショートカットキーが欲しい気もしますが、いまはサブモニタ代わりにタブレットPCを使うようになってしまったので、Win+Pキー自体あまり使わなくなってしまいました。でもマルチモニタ環境の人なら絶対便利ですよ。
あとWin+カーソルキーでマルチモニタ間のウィンドウの移動も即座に出来るので、株価ボードをサブモニタにサッと移動するとか、そういう用途に便利でした。
ショートカットキー あんま覚えなくて良いけど話題にはなるかも系
Win+I | Windowsの設定を起動 |
Win+E | エクスプローラーを起動 |
Win+D | すべてのウィンドウを非表示&元に戻す |
Win+Alt+D | カレンダー表示 |
Ctrl+Shift+Esc | タスクマネージャーの起動 |
Win+IでサッとWindowsの設定が開くのは便利っちゃ便利なんですが、そもそも[スタート]メニューに常に入っているので2クリックなんですよね。まぁ話題にはなるかな。
Win+Eのエクスプローラー起動も「お!」とは思うものの、デスクトップに[PC]アイコンを置くのがクセになっているのでぼくはあんまり使わないですね。習慣化してしまえば便利なのかも知れない。
Win+Dは現在開いているウィンドウを即座に非表示にして、もう一度押すと元に戻せるのですが、仕事中にネットサーフィン(死語)してて上司が来たときに隠すのに便利ですね(怪しすぎる)。それは冗談としても、ウィンドウ開きすぎてしまって、デスクトップにあるアイコンをクリックできないときとかに覚えているとサッと使えます。
似たようなショートカットキーで、Win+M(すべてのウィンドウを最小化)&Win+Shift+M(最小化を元に戻す)もありますが、Win+Mの場合はダイアログを出しているウィンドウを最小化することは出来ません。メモ帳とかで「保存しますか?」とか聞かれている状態のウィンドウが最小化できないのと同じ理由ですね。
最小化と非表示、似ているようで微妙に違います。
Ctrl+Shift+ESCのタスクマネージャーの起動も便利は便利ですが、タスクバーを右クリックすればタスクマネージャーにすぐにアクセスできるのでそれほど使用頻度は多くないかなぁ
ショートカットキー 一部では有名系
Win+R | ファイル名を指定して実行を起動 |
Alt+Enter | ファイルのプロパティを表示 |
Win+[Space] | IMEの切り替え |
Win+[G] | GameDVRの起動 |
Win+Rなんて誰でも知っている系かと思ったら、そもそも一般的にはコマンドプロンプトの使用率自体が低い可能性。
Alt+Enterは主にエクスプローラーでファイルのプロパティを確認したりするときに使いますが、操作マニュアルだと「右クリックしてプロパティ」が呪文のように連呼されているから、それで覚えている人のほうが多そう。
Win+[Space]のIME切り替えなんて何に使うんだって思われるかもですが、アプリの開発とかしているとMS謹製のIMEとGoogle日本語入力の両方で動作確認したかったりして、即座に切り替えられるWin+[Space]って意外と便利なのです。
Win+GもPCゲームをプレイする人にしか用事のない機能でしょうね。
おまけ IMEのショートカットキー
[F6]またはCTRL+U | 全角ひらなが |
[F7]またはCTRL+I | 全角カタカナ |
[F8]またはCTRL+O | 半角カタカナ |
[F9]またはCTRL+P | 全角英数 |
ひらがなカタカナ変換とかファンクションキーを使っている方も多いかと思いますが、同じ並びのCTRL+U、I、O、Pで代用できることはあまり知られていないかも知れません。
これの何が便利かというと、最近増えているBluetoothキーボードで使うときです。
コスト削減のためか、オールインワンが受けているのか、理由は定かではありませんが、Windows/Android/iPad共有で使えるという触れ込みのBluetoothキーボードはファンクションキーがなかったり、代わりに独自のワンタッチキーが配置されていたりします。
そしてカタカナ変換しようと思ってワンタッチキーを押してしまい、うああああぁとなる。
そんなふうにならないためにも今のうちからCTRL+U、I、O、Pでひらがなカタカナ変換することに慣れておくのも良いかも知れません。
最初は難しいかと思いましたが、ファンクションキーと同じ並び順な上に、指の動きが少なくて済むので、ぼくはあっという間にCTRL+U、I、O、Pでの変換に慣れてしまいました。
やってみると案外具合がイイですよ。
この調子で英語配列のキーボードにも慣れて思う存分怪しげな中国製ノートPCとか輸入して弄り倒してみたいものですが、こちらの道は険しそうです。