Xbox Series S|XでもUSBメモリを使えば1時間の録画が可能だった
先日のXbox SSの大きさ比較の記事と感想の記事で、「ゲーム録画が1080pで1分、720pで3分というのは短すぎる」という間違った情報を書いてしまったので、あわてて訂正の記事を書いています。なう。
いやぁ~、おかしいとは思ったんですよ。今のご時世でゲーム録画の上限が3分だなんて…。
ゲームクリップは最大で3分まで
1080pで1分、720pで3分という制約があるのはゲームクリップの機能だけでした。
ゲームクリップは最大3分前まで遡って録画してくれる機能で、要するにプレステでいうところのビデオクリップの機能と同じです。
プレステの場合は最長60分まで遡って録画することができるため、ブログにアップするゲーム動画などもその機能を活用しており、Xboxで最長3分という設定を見た瞬間、なんだよ~!Xboxは3分しか録画できないのかよ~!と思い込んでしまったのですが、クリップ機能ではなく、単なる録画ならXboxも60分まで録画できることがわかりました。
外部ストレージを付ければXboxでも60分録画が可能
デフォルトだと(時間を遡らない)単純録画でも最長10分です。うちにはXbox Series Sしかないので、SとXで違いがあるのかどうかはわかりません。
少なくともうちのXbox SSでは録画時間の最長が10分でした。
この録画時間を延ばすためにはUSB3.0に対応した外部ストレージが必要です。今回は手元に余っていた16GBのUSBメモリで試しましたが、たぶんUSBストレージなら、HDDでもSSDでも構わないんじゃないかなぁ。ただ、USB2.0じゃダメっぽい。
ただ、あらかじめNTFS形式でフォーマットしておく必要があるため、パソコンは必要かも。
もしかしたら専用ストレージを増設するだけでも良いのかも知れませんが、富豪ではないのでコレを買う余裕もなく、試せてはいません。
ゲーム録画の保存先をUSBストレージにする方法
NTFSでフォーマットしたUSBメモリをXbox SS本体に挿し、設定画面から以下のとおり操作します。
うちはTranscendの16GBメモリを挿したので、それを選択してAボタンを押しました。
なんかちょっと説明が変なんですよね。「データ保存機器のサイズに応じて」なんて書き方をされたら、じゃあ大きい容量のUSBストレージを用意すればもっと長い時間の録画が可能なのかと勘違いしてしまいますが、どれだけ大きくとも録画時間の最長は1時間のようです。
ちなみにちょっとテストした限りでは、720p/60fpsの動画が30秒で25MBくらいだったので、1分で約50MB、60分で3GBくらいですかね。1080pだと6GBくらい? ゲームによって録画サイズもけっこう変わると思いますが、今どきのUSBメモリなら16GBどころか、256GBや512GBなんてのもゴロゴロしているので60分録画に足りないってことは滅多にないでしょう。
ゲーム画面の録画方法
通称しいたけボタンこと、Xboxボタンを押したときに出る左側のメニューから、[録画開始]を選択するだけでゲームの録画が開始されます。
録画を停止するときは、さきほどの開始時に選んだメニューが[録画の停止]ボタンに変わっているので、それを選択するだけ。
上の例では 0:00:23/1:00:00 となっていますが、USBストレージがない状態、つまり内蔵ストレージに録画する設定になっている場合は /00:10:00というように最大録画時間が10分に制限されてしまっています。
USBメモリを挿しているのに録画の最大時間が10分だ!という方は先述したデータ保存機器の設定ができていないと思うので、設定画面を確認してみてください。
まとめ
以前の記事で、ゲームクリップの最長録画時間が3分だったので、それは短すぎる!…と書いたものの、クリップではない通常の録画なら1時間の録画ができるとわかったため、設定方法について記事にしてみました。
まぁ、本音を言うとゲームクリップで60分前まで遡れたほうが嬉しいんですけどね。アップデートで対応してくれないかなぁ。